特許
J-GLOBAL ID:200903011880923622

気密リングの洩れ検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-099903
公開番号(公開出願番号):特開平6-307205
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】ケーシングの蒸気口と蒸気管との接続部に気密リングを介装して蒸気の漏洩を防止する継手部の前記気密リングの漏洩を早期に発見し、実際に漏洩を生じた気密リングを特定できる気密リングの洩れ検知装置を提供する。【構成】ケーシング3の蒸気入口4,5,抽気口6,7と入口蒸気管10,11,抽気管12,13とを接続した継手部15ないし18に介装される気密リング14の洩れ蒸気が流れる個別洩れ蒸気管35ないし38にそれぞれ温度検出器40を取付け、温度検出器40の検出温度を温度計測器41に指示,記録して洩れ蒸気による検出温度の上昇を確認したり、警報器42により検出温度が所定値以上のとき警報を出力して、気密リング14の漏洩を早期に発見するとともに漏洩した気密リングを特定する。
請求項(抜粋):
ケーシングに設けられ、蒸気が流入又は排出する単数又は複数の蒸気口とこの各蒸気口に接続される蒸気が流れる蒸気管との間に端面に設けられた環状のパッキン溝に嵌装される外部への漏洩を防止する気密リングを介装して蒸気口と蒸気管との接続部が締付けられ、かつ気密リングの蒸気漏洩の場合の洩れ蒸気をパッキン溝から外部に導く通路孔を有する継手部と、各継手部の通路孔に接続し、気密リングからの洩れ蒸気が流れる個別洩れ蒸気管及びこれらを合流して洩れ蒸気を回収部に導く合流洩れ蒸気管、又は前記各通路孔に接続し、気密リングからの洩れ蒸気を回収部に導く洩れ蒸気管とを備え、継手部の気密リングの蒸気漏洩を検知する気密リングの洩れ検知装置において、各個別洩れ蒸気管又は各洩れ蒸気管に設けられ、気密リングからの洩れ蒸気の温度を検出する温度検出器と、この検出器による検出温度の信号が入力され、洩れ蒸気の温度を指示,記録する温度計測器、あるいはこの計測器と洩れ蒸気の温度が所定値以上のとき警報を出力する警報器とを備えたことを特徴とする気密リングの洩れ検知装置。

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