特許
J-GLOBAL ID:200903011881572980
レーダ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323975
公開番号(公開出願番号):特開平10-160832
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 フェーズドアレイアンテナ方式により構成され、捜索、探知、及び追尾した目標を、目標の詳細な情報を得るために、移動体に取り付けられたセンサに伝送する機能を有するレーダ装置において、従来、電子妨害や天候等の影響により、レーダ装置及び移動体に取り付けられたセンサの性能が劣化した場合でも、レーダ装置の捜索と追尾に割り当てる時間は、あらかじめ設定された捜索範囲に依存し、それぞれの環境に最適な時間配分ができず、その結果、移動体に取り付けられたセンサが目標を探知可能な距離が短くなるという問題があった。【解決手段】 レーダ装置に、電子妨害や天候のモニタを行い、捜索時間と追尾時間の最適な配分値の算出を行うビームマネージメント装置を付加し、レーダ装置の捜索ビームと追尾ビームの制御を最適化する。
請求項(抜粋):
目標情報を得るために、電波を送受信する素子アンテナ、上記送受信信号の位相を制御するとともに送受信信号を増幅する送受信モジュール、任意の方向に送受信ビームを形成するために送受信モジュールの位相を制御するビーム制御器、送信信号の基となる信号を生成する励振器、受信した信号を中間周波数信号に変換し、デジタル信号に変換する受信機、目標情報を抽出し、目標の追尾処理を行う信号処理器、及び上記信号処理器の出力する目標情報を基に上記ビーム制御器、信号処理器、励振器を制御するレーダ制御器を主な構成要素とし、これら構成要素により得られた目標情報を、さらに詳しい目標情報を得るために移動体に取り付けられたセンサへ伝送する機能を有するレーダ装置において、上記受信機から出力される受信信号を基に妨害信号の強度を算出し、その妨害環境におけるレーダ装置の探知・追尾性能を算出するレーダ性能算出装置と、算出された探知・追尾性能を基に、移動体に取り付けられたセンサが目標を探知可能な距離が最大となるように、捜索と追尾の時間配分の算出を行うビームマネージメント算出装置とで構成されるビームマネージメント装置を備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (3件):
G01S 13/72
, G01S 7/02
, G01S 7/40
FI (3件):
G01S 13/72
, G01S 7/02 F
, G01S 7/40 B
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