特許
J-GLOBAL ID:200903011892328690

架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体、積層体及び成形体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-163596
公開番号(公開出願番号):特開平9-012762
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 高温伸度に優れ、フクレ現象・アバタ現象が生じない、真空成形、圧縮成形、及びスタンピング成形のいずれの成形法でも優れた発泡体製品の得られる架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を提供すること。【構成】 ポリプロピレン系樹脂40〜100重量%とポリエチレン系樹脂0〜60重量%とを含有するポリオレフィン系樹脂から形成されたシート状の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体において、(a)厚み方向の架橋度(ゲル分率)の差が2.0重量%以下で、(b)表層部の発泡倍率(倍)が、中央部の発泡倍率の60%以下である架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体。及び、(c)表層部の膨潤比に対する中央部の膨潤比の割合が0.85以上1.00未満で、(d)表層部の架橋度(ゲル分率)の方が中央部の架橋度よりも大きく、かつ、厚み方向の架橋度の差が2.0重量%超過である架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂40〜100重量%とポリエチレン系樹脂0〜60重量%とを含有するポリオレフィン系樹脂から形成されたシート状の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体において、(a)厚み方向の架橋度(ゲル分率)の差が2.0重量%以下で、(b)表層部の見掛けの発泡倍率(倍)が、中央部の見掛けの発泡倍率の60%以下であることを特徴とする架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体。〔ただし、ゲル分率は、試料100mgを精秤し、120°Cキシレン中で24時間抽出した後、残渣を乾燥して、その重さを計り、式[ゲル分率=(残渣重量/試料重量)×100(%)]により求めた値である。厚み方向の架橋度(ゲル分率)の差は、発泡シートを表層より厚み0.5mmづつスライスして、各スライスシートのゲル分率を測定し、各測定値の差の内の最大値で定義される値である。発泡倍率を測定する際の表層部とは、発泡シートの表面から0.5mmまでの厚み部分であり、中央部とは、中央の0.5mmの厚み部分である。〕
IPC (5件):
C08J 9/06 CES ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/16 101 ,  C08J 3/28 CES ,  C08L 23:02
FI (4件):
C08J 9/06 CES ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/16 101 ,  C08J 3/28 CES
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平1-272641
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-272641

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