特許
J-GLOBAL ID:200903011895478145
舵取装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129635
公開番号(公開出願番号):特開平10-315991
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 センタテイクオフ形のラックピニオン式舵取装置において、ラック軸の中途部にブーツを介して行われるタイロッドの連結を、容易にしかも確実に実施できるようにする。【解決手段】 ラックハウジング2に形成された窓孔22の外側を覆うブーツ5の一部を、他部よりも延性に富む材料からなる固定部材5cにより構成し、この固定部材5cに一対の嵌着孔を形成する。タイロッド4,4の取付けのための取付ブラケット41を、これに突設された嵌合突起42,42を前記嵌着孔に嵌め合わせ、ブーツ5に取付ける。このとき固定部材5cの延性により嵌着孔の位置を調整し、嵌合突起42,42の嵌め合わせを容易化し、また嵌め合わせ後の嵌合状態を、固定部材5cの延性により確実に維持する。
請求項(抜粋):
舵取り操作に応じて軸長方向に移動するラック軸と、該ラック軸を支承する筒形のハウジングとを備え、該ハウジングの周壁を適長に亘って切欠いてなる窓孔の形成域をその両側に伸縮部を備えるブーツによって覆い、該ブーツにタイロッド取付け用のブラケットを、該ブラケットに突設された一対の嵌合突起を前記ブーツの周壁を貫通する各別の嵌着孔に嵌め合わせて取付け、前記嵌合突起の夫々に形成されたボルト孔に沿って挿入される連結ボルトにより、前記長孔の内側に位置する前記ラック軸の周面にタイロッドを連結してなるラックピニオン式の舵取装置において、前記嵌着孔の形成位置を含む前記ブーツの一部を、他部よりも延性に富む材料からなる別部材により構成してあることを特徴とする舵取装置。
引用特許:
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