特許
J-GLOBAL ID:200903011899591566

電波到来方向推定装置、電波到来方向推定方法及び指向性可変送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-357141
公開番号(公開出願番号):特開2002-243826
出願日: 2001年11月22日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 MUSIC法等の角度スイープによる到来角推定において、到来方向の精度劣化を招くことなく演算量を低減させる。【解決手段】 アンテナ素子間での受信信号に対する相関演算を行って相関行列を算出する相関行列演算部7と、相関行列を固有値分解して雑音固有空間に属する固有ベクトルを列または行にもつ雑音固有空間行列を算出する雑音固有空間演算部8と、雑音固有空間行列とそれを共役転置した行列の積からなる行列をコレスキ分解して得られる上または下三角行列を算出する三角行列算出部9と、上または下三角行列を用いて表せる到来角評価関数の所定角度範囲にわたる角度評価値を演算する到来角評価部10と、到来角評価部の評価結果から到来角を判定する到来角判定部11とからなる。
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子で構成されるアレーアンテナと、前記アレーアンテナの各アンテナ素子で受信された高周波信号を周波数変換後に復調処理することで復調信号を出力する受信部と、前記復調信号を複素ディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル(A/D)変換器と、前記複素ディジタル信号の前記アンテナ素子間での相関演算を行うことで相関行列を算出する相関行列演算部と、前記相関行列を固有値分解することで雑音固有空間に属する固有ベクトルを列または行にもつ雑音固有空間行列を算出する雑音固有空間行列演算部と、前記雑音固有空間行列と前記雑音固有空間行列を共役転置した行列の積からなる行列を上または下三角行列の積に分解する三角行列演算部と、前記上または下三角行列を用いて表せる到来角評価関数の所定角度毎の評価値を演算する到来角評価部と、前記到来角評価部の評価結果から到来角を判定する到来角判定部とを有することを特徴とする電波到来方向推定装置。
IPC (2件):
G01S 3/46 ,  G01S 3/74
FI (2件):
G01S 3/46 ,  G01S 3/74

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