特許
J-GLOBAL ID:200903011899657311

回転クラッチの潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-113793
公開番号(公開出願番号):特開平9-303422
出願日: 1996年05月08日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 回転軸心がずれても潤滑油の配分が不均等とならない多板クラッチの潤滑構造を提供すること。【解決手段】 インナハブの内周側に隔壁13A〜13Dで円周方向に分割された油溜まり10A〜10Dを形成する。油溜まり10A〜10Dのそれぞれの底部から外周側に向けてインナハブを貫通する油路12A〜12Dを軸方向の位置を分散させて配設する。油溜まりの深さはインナハブの想定される偏心量よりも大きくする。
請求項(抜粋):
内周に第1摩擦係合部材が取り付けられた第1円筒部材と、前記第1円筒部材の半径方向内側に離間配置され、第1円筒部材と共通の軸線の周りを回転し、外周に前記第1摩擦係合部材と摩擦係合する第2摩擦係合部材が取り付けられた第2円筒部材と、前記第2円筒部材の内周面に向けて潤滑油を供給する潤滑油供給油路と、前記第2円筒部材の内周面上に配設され前記潤滑油供給油路により供給された潤滑油を受容して一時的に貯留する油溜まりと、前記第2円筒部材の複数の軸方向位置において油溜まりの底部から外周面に貫通し、前記油溜まりに貯留した潤滑油を前記第1摩擦係合部材と前記第2摩擦係合部材の係合部に導く潤滑油路とを具備し、前記油溜まりが隔壁により円周方向に分割されていて、前記分割された各油溜まりに前記軸方向位置において複数設けられる潤滑油路が分割配置されていることを特徴とする回転クラッチの潤滑構造。
IPC (2件):
F16D 25/0638 ,  F16H 57/04
FI (2件):
F16D 25/063 K ,  F16H 57/04 K
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 多板締結要素
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-125794   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平3-134321

前のページに戻る