特許
J-GLOBAL ID:200903011905555194

ロータリエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155252
公開番号(公開出願番号):特開平6-002559
出願日: 1992年06月15日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 回転軸の周囲にロータが真円回転され回転動力を発生する、内燃式又はディーゼル式のロータリエンジンを提供する。【構成】 回転動力を出力する回転軸1と、気筒室19の内側約半分を形成する基部と2つのピストン部が設けられ、回転軸1上で回転する第1,第2ロータと、ロータ3の動力を回転軸1へ伝達する動力伝達手段と、一方のロータの回転を一時的に制止させるストッパ手段と、前記基部の外側に円環状の気筒室19の外側約半分を形成するハウジング部材とで構成されている.【効果】 ロータ2,3の真円回転運動により発生した回転動力をそのまま出力することが可能であり、回転ロスをなくすことができ、燃費効率、機械効率等を大きく向上させることができる。
請求項(抜粋):
発生した回転動力を出力する回転軸と、気筒室の内側約半分を形成する基部に約180°隔てた配置で2つのピストン部が設けられ、前記回転軸上で同心に向い合わせて配置され交互に約180度づつ回転する関係の第1ロータ及び第2ロータと、前記第1ロータ又は第2ロータの回転中の動力を前記回転軸へ伝達する動力伝達手段と、前記第1ロータ又は第2ロータの回転中に一方のロータの回転を一時的に制止させ、燃焼行程開始時の前記ピストン部の位置決めを行うストッパ手段と、前記第1ロータの基部及び第2ロータの基部の外側に円環状の気筒室の外側約半分を形成し、かくして形成された気筒室内に前記の各ピストン部が気密的状態で回転可能に収納されており、前記回転軸及び第1,第2ロータ並びに動力伝達手段を支持し、更に前記ストッパ手段と燃料噴射孔,排気孔及び吸気孔を備えているハウジング部材とで構成され、前記第1ロータ及び第2ロータの合計4個のピストン部によって前記円環状の気筒室がピストン部の回転方向へ順に燃焼・膨張室部分,排気室部分,吸気室部分及び圧縮室部分にそれぞれ形成され、一方のロータが燃焼・膨脹行程で回転される間、他方のロータは前記ストッパ手段により制止されて仕切り要素となり、第1ロータ及び第2ロータの交互の回転動力が前記動力伝達手段によって前記回転軸に連続回転として伝達されることを特徴とするロータリエンジン。

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