特許
J-GLOBAL ID:200903011913124429

運行機材の運用計画作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131870
公開番号(公開出願番号):特開平9-315308
出願日: 1996年05月27日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 単一の運行ダイヤから成るか又は所定の接続条件の下で複数の運行ダイヤを接続する運用パターンの構成と、所定の制約条件の下で複数の運用パターンを順次連結する車両運用計画の組立とを統合的に行い、計画作成者の負担を軽減する。【解決手段】 接続制約行列の生成1は、運行ダイヤテーブル11を入力して運行ダイヤiに運行ダイヤjの接続可否を示す接続制約行列12を作成する。遺伝子コード行列の生成3は、接続制約行列12の接続可を示す行列要素について接続又は非接続を確率的に決定し、遺伝子コード行列14を作成する。運用計画の解探索4は、制約条件15の下に遺伝子コード行列14から運用シーケンスに追加する運用パターンを探索し、運用計画の解候補17を作成する。作成した解候補を制約条件15の下に評価し、評価値に基づいて遺伝子コード行列14に遺伝子操作を加える。
請求項(抜粋):
運行機材が出発点を出発して運行し到着点に到着するまでのスケジュールを示す複数種類の運行ダイヤが与えられ、単一の運行ダイヤによって又は所定の接続条件の下で複数の運行ダイヤを接続して一定期間の運用パターンを構成し、所定の制約条件の下で複数の運用パターンを順次連結して運行機材の運用計画を組み立てる情報処理装置を利用する運用計画作成方法であって、運行ダイヤiに運行ダイヤjが接続可能か否かを示す接続制約行列を作成して記憶装置に格納し、該接続制約行列の接続可を示す行列要素について該接続条件を充足するように運行ダイヤiに運行ダイヤjを接続するか非接続とするかを確率的に決定し可能な運用パターンの種類を表現する接続行列を作成して記憶装置に格納し、接続可を示す行列要素の値の確率的変化に依存して複数個の接続行列を作成し、該接続行列が表現する運用パターンの中から該制約条件を充足する運用パターンを探索して作成途中の運用パターンのシーケンスに連結し、該制約条件を充足する運用パターンが見当らなければ該制約条件のうち優先順位の最も低いものから順に制約条件を解除して運用パターンの探索を行い、各接続行列に対応して運用計画の解候補を組み立てて記憶装置に格納し、該制約条件の違反の程度に応じて該解候補の各々の評価値を算出することを特徴とする運行機材の運用計画作成方法。
IPC (3件):
B61L 27/00 ,  G06F 9/44 550 ,  G06F 17/60
FI (3件):
B61L 27/00 H ,  G06F 9/44 550 Q ,  G06F 15/21 C

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