特許
J-GLOBAL ID:200903011913146910

ステンレス鋼線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山野 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-034151
公開番号(公開出願番号):特開2003-231919
出願日: 2002年02月12日
公開日(公表日): 2003年08月19日
要約:
【要約】【課題】 特にばね材に必要とされる十分な強度が得られると共により低コストなステンレス鋼線の製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.04重量%以上を含有するオーステナイト系ステンレス鋼線材に加工温度150°C以下、加工度60%以上90%以下の伸線加工を行う第一の伸線加工工程と、前記加工された線材に600°C以上900°C以下で熱処理を行って、熱処理後のオーステナイト(γ)結晶粒の最大径を1μm以上3μm以下とする熱処理工程と、前記熱処理された線材に加工温度150°C以下、加工度50%以上の伸線加工を行って引張強度が1500N/mm2以上の鋼線とする第二の伸線加工工程とを具える。第一の伸線加工で加工誘起マルテンサイト(α')を生成させ、熱処理で生成させたα'をγに逆変態を行うと共に、γ結晶粒を微細にする。更に、第二の伸線加工でα'を生成させ、強度の向上を図る。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.04%以上を含有するオーステナイト系ステンレス鋼線材に加工温度150°C以下、加工度60%以上90%以下の伸線加工を行う第一の伸線加工工程と、前記加工された線材に600°C以上900°C以下の熱処理を行って、熱処理後のオーステナイト結晶粒の平均径を1μm以上3μm以下とする熱処理工程と、前記熱処理された線材に加工温度150°C以下、加工度50%以上の伸線加工を行って引張強度が1500N/mm2以上の鋼線とする第二の伸線加工工程とを具えることを特徴とするステンレス鋼線の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/06 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C21D 8/06 B ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58
Fターム (14件):
4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA13 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA21 ,  4K032AA24 ,  4K032AA25 ,  4K032AA32 ,  4K032BA02 ,  4K032CH04 ,  4K032CH05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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