特許
J-GLOBAL ID:200903011913687687

電力系統安定化装置とそれによる制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-313132
公開番号(公開出願番号):特開平8-168177
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】複数の入力信号から運転状態を推定して、簡単且つ高精度にゲイン補正ができ、動的安定度を向上できる電力系統安定化装置を提供する。【構成】同期発電機1と、その励磁機2を調整するAVRとの励磁系に、電力系統安定化装置(PSS)を設ける。PSSは、有効電力Pに有効電力補正ゲインKpを乗じた値と、系統周波数fに位相補正ゲインKfを乗じた値を加算して出力する。状態推定器8は有効電力変化分△Pから電力動揺の減衰率σと、周波数fと内部有機電圧Eq’の位相差△θを求め、重み加算係数算出手段9で、減衰率σに応じて有効電力補正ゲインKpを更新し、減衰率σと位相差△θに応じて位相補正ゲインKfを更新する。
請求項(抜粋):
同期発電機の有効電力と系統周波数に応じてゲイン及び位相の補正を行い、さらに自動電圧調整装置(以下、AVR)を介して前記同期発電機の励磁装置を調整して、電力系統を安定化する電力系統安定化装置において、前記有効電力の変化分から電力動揺の減衰率を求め、該減衰率に応じて有効電力ゲインを更新し、前記系統周波数の変化分から前記AVRの遅れによる位相差を求め、該位相差に応じて位相補正ゲインを更新し、前記有効電力またはその変化分と前記有効電力ゲインの乗算値と、前記周波数またはその変化分と前記位相補正ゲインの乗算値とのベクトル和を前記AVRの入力とすることを特徴とする電力系統安定化装置による制御方法。
IPC (2件):
H02J 3/24 ,  H02P 9/14

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