特許
J-GLOBAL ID:200903011918043990

自動復帰式スライドスイッチおよびスライド構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-275533
公開番号(公開出願番号):特開平8-115637
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 二方向のいずれか一方へスライド操作を行っても、無負荷状態にすると、自動的に中立のセンター位置に復帰するようにして、操作中だけスイッチ回路の切り換えを可能にすると共に、安定したセンター位置を得る。【構成】 自動復帰式スライドスイッチにおいて、ケースに、スライド部をガイドすると共に、一個のバネ部材の各端部を押圧する二個のリブを設け、スライド部に、バネ部材を収納する空間部と、該空間部に連続してスライド部の二つの移動方向に形成されたリブ嵌合用の切り溝とを設け、バネ部材を、スライド部の空間部に、ケースの二個のリブと各一端部を当接させて収納する。【効果】 一個のバネ部材を使用するだけで、二方向の動作が可能になるので、二方向の復帰力にバラツキが生じず、安定したセンター位置が得られ、同時に、部品点数の節減により故障等の発生も減少され、信頼性が向上される。
請求項(抜粋):
操作ノブを有するスライド部と、該スライド部の操作ノブが移動するスライド溝を有し、前記スライド部が収納されるケースと、一個のバネ部材とからなるスライドスイッチにおいて、前記ケースは、前記操作ノブの移動方向へスライド部をガイドすると共に、前記バネ部材の各端部を押圧する二個のリブを備え、前記スライド部は、前記バネ部材を収納する空間部と、該空間部に連続して前記操作ノブの二つの移動方向に形成された前記リブ嵌合用の切り溝とを備え、前記一個のバネ部材を、前記スライド部の空間部に、前記ケースの二個のリブとそれぞれ各一端部を当接させて収納したことを特徴とする自動復帰式スライドスイッチ。

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