特許
J-GLOBAL ID:200903011921323503

人工肛門用ポーチと、人工肛門用ポーチ内への外部の水の浸入を防止する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-322788
公開番号(公開出願番号):特開平6-277244
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 ポーチ内への外部の水の浸入を防ぐ特別の遮蔽手段を必要としないガス排出機構を有する人工肛門用ポーチを提供する。【構成】 柔軟なプラスチック材よりなり、排泄物受け入れ開口と、この開口から偏位したガス排出口38とを有する。排出口38は、外部の水の浸入を表面張力によって阻止できるような所定サイズの直径を有している。排出口38と一致するように脱臭フィルタ40を設けている。フィルタ40は、排出口38を取り囲む周辺部50で接着されており、排出口38と連通する中心部は非接着ゾーン52となっている。フィルタ40の自由面48は気体不透過性を有している。従って、ポーチ内のガスは、フィルタ40の、気体透過性を有する露出した周辺エッジを通過して非接着ゾーン52に入り、そこから排出口38を通じて排出される。
請求項(抜粋):
患者の小孔を通じて体内から排泄された排泄物(56)を保持するための人工肛門用ポーチにして、排泄物収集用チャンバー(54)を形成しかつ柔軟なプラスチック材よりなりかつ固体、液体、及び気体を含む上記排泄物(56)に対して実質的に不透質である容器を有し、上記容器は、上端部(18)と、下端部(20)と、該上端部(18)近辺に位置する排泄物受け入れ開口(28)とを有し、上記排泄物受け入れ開口(28)は、所定のサイズに形成され、かつ、該排泄物受け入れ開口(28)の周辺部において上記排泄物収集用チャンバー(54)外に上記排泄物(56)が実質的に漏れないように上記ポーチの使用時に上記排泄物受け入れ開口(28)を患者の小孔の周囲に取り付ける取付手段を有し、上記容器は、さらに、上記排泄物受け入れ開口(28)から離れかつ上記上端部(18)近辺に位置するガス排出口(38)を有し、上記ポーチの使用時には上記ガス排出口(38)以外は密封されていて上記排泄物(56)が上記排泄物収集用チャンバー(54)から漏れないようになっており、上記ガス排出口(38)は、上記ポーチの使用時に外部の水が該ガス排出口(38)より上記排泄物収集用チャンバー(54)内に浸入するのを阻止すべく所定サイズに形成され、さらに、上記排泄物収集用チャンバー(54)内の上記排泄物(56)より発生するガスと、上記小孔より該排泄物収集用チャンバー(54)内へ放出されるガスとを含む気体状老廃物を脱臭するためのフィルタ(40)を有し、上記フィルタ(40)は、上記ガス排出口(38)と一致するように上記容器に接続されており、上記ポーチの使用時には、上記容器内の気体状老廃物は、上記ガス排出口(38)を通じて上記容器より排出される前に上記フィルタ(40)を通過することを特徴とする人工肛門用ポーチ。
IPC (2件):
A61F 5/445 ,  A61F 5/441
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭48-037981
  • 特開昭55-078955
  • 特開平4-250835
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