特許
J-GLOBAL ID:200903011926466647

蒸気力発電所において残留物および廃棄物ならびに低発熱量燃料をエネルギー的に利用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306425
公開番号(公開出願番号):特開平9-241666
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 残留物および廃棄物ならびに低発熱量および高バラスト燃料を化石燃料用蒸気力発電所または火力発電所において使用し、これにより化石燃料の等価量を節約し、高い効率および低下したコストでこれら材料の環境汚染のないエネルギー的利用を可能にする。【解決手段】汚染された残留物および廃棄物および低発熱量燃料をガス化して可燃性気化ガスを製造し、気化ガスを水性洗浄液と接触させ、洗浄液との接触により部分的に浄化された気化ガスを発電所の蒸気発生器に供給し、化学的に結合した熱を蒸気ないしは熱水製造のために利用し、気化ガスにより連行される硫黄化合物の燃焼において生じる硫黄酸化物ならびに窒素酸化物を、煙道ガス浄化装置中に化石主燃料の燃焼からの有害物と一緒に保留する。
請求項(抜粋):
化石主燃料の使用に適合された煙道ガス浄化装置を有する、化石燃料用蒸気力発電所において残留物および廃棄物ならびに低発熱量燃料をエネルギー的に利用するため、汚染された残留物および廃棄物および低発熱量燃料を場合により処理した後にガス化に供給し、可燃性気化ガスを発生させ、ガス化に続く工程において気化ガスを洗浄液と接触させ、その際ガスにより連行される揮発性重金属をガスから分離し、不溶性硫化物の形でスラッジとして洗浄液により収容させ、水性洗浄液との接触により部分的に浄化された気化ガスは燃焼のため発電所の蒸気発生器に供給してその化学的に結合した熱を蒸気発生ないしは熱水製造のために利用し、気化ガスにより連行された硫黄化合物、とくに硫化水素の燃焼の際に生じる窒素酸化物は、化石主燃料の燃焼からの相応する有害物と一緒に上記の煙道ガス浄化装置中に保留する、蒸気力発電所において残留物および廃棄物ならびに低発熱量燃料をエネルギー的に利用する方法。
IPC (2件):
C10L 5/40 ,  C10J 3/00
FI (2件):
C10L 5/40 ,  C10J 3/00 A

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