特許
J-GLOBAL ID:200903011928596483

画像復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-069454
公開番号(公開出願番号):特開平10-271507
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 データ欠落があった場合でも、後に送信されてくるIフレームを待たずにPフレームを復号可能で、かつ画質劣化からの復帰を早める。【解決手段】 画像復号化装置から画像符号化装置に対し、先に受信した符号化データについての復号異常の有無を送信することにする。これにより、画像符号化装置は、画像復号化装置側で復号できたフレームを参照フレームとする符号化を行なうことができる。また、画像復号化装置において、今後参照画像に使用される可能性の高いフレームを優先的に残しておくことにより、受信した符号化データの参照画像が、フレームメモリ内に既に存在しないために復号化できない確率を低下させ、符号化効率を向上させることができる。また、これにより、画像復号化装置における参照フレームメモリサイズを必要最小限まで制限することが可能となる。
請求項(抜粋):
予測符号化されてなる符号化データと当該予測符号化に用いる参照フレームの参照フレーム番号を伝送路を介して受信する受信手段と、当該受信手段によって受信された符号化データをその参照フレーム番号が示すフレームデータを用いて復号する復号化手段と、当該復号化手段における各符号化データの復号結果を表す復号異常有無信号と共に、当該符号化データに対応するフレーム番号を画像符号化装置へ出力する復号異常有無信号送信手段とを有する画像復号化装置において、前記復号化手段で正常に復号された複数のフレームデータを記録し、過去において参照フレームとして使用されたフレームのうち最も新しいフレームを最新参照フレームとして管理するフレームデータ記録手段と、前記フレームデータ記録手段のフレームデータを消去する必要が生じた時に、最新参照フレーム以外で最も古いフレームを選択して消去する参照フレーム選択消去手段とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。

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