特許
J-GLOBAL ID:200903011930391708
画像監視方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
近藤 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-298259
公開番号(公開出願番号):特開平6-124346
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 監視領域全体または局所的な領域の明るさの変化に影響されることがないとともに、誤報・失報のない画像監視方法及び装置を提供する。【構成】画像監視の開始に先立ち、視覚センサから画像を1枚取り込みその画像を基準画像として記憶し、2値化画像記憶部には画像全体について濃度値を0とした画像を記憶することによって初期化を行なう。画像監視を開始すると、視覚センサから得られる入力画像と基準画像とを用いて、濃度値について加算平均することによって濃度加算平均画像を作成し、濃度加算平均画像と基準画像との差画像を所定の濃度閾値により2値化することによって検出される濃度変化領域の重心座標位置を計算する。重心座標位置が所定の入力画像枚数について連続して変化したことを検出した場合には、移動物体が存在するものと判定する。濃度加算平均画像を、次の入力画像に対する基準画像として記憶し画像取り込み毎に毎回基準画像を更新する。
請求項(抜粋):
視覚センサ(2)と、該視覚センサ(2)から得られる画像処理を行う画像処理部(10)を備え、該画像処理部(10)が、基準画像を記憶する基準画像記憶手段(15)と,前記視覚センサ(2)から得られる入力画像と前記基準画像記憶手段(15)が記憶している基準画像より濃度加算平均画像を生成するとともに、この濃度加算平均画像を次の画像取込み時刻における前記基準画像記憶手段(15)の基準画像として前記基準画像記憶手段(15)に記憶更新させる更新信号を出力する加算平均画像生成手段(12)を具備し、前記視覚センサ(2)から得られる画像を処理することによって監視領域内の移動物体を検知する画像監視装置において、画像監視の開始に先立ち前記視覚センサ(2)から得られる画像を1枚取込み、その画像を初期の基準画像として記憶することによってシステムの初期化を行なうステップと、画像監視を開始した後に、前記視覚センサ(2)から得られる入力画像と前記基準画像記憶手段(15)が記憶している基準画像とを用いて濃度値について加算平均することによって濃度加算平均画像を作成するステップと、前記加算平均画像生成手段(12)が生成する濃度加算平均画像と前記基準画像記憶手段(15)が記憶している基準画像との差画像を所定の濃度閾値により2値化することによって検出される濃度変化領域の重心座標位置を計算するステップと、求められた重心座標位置が所定の入力画像枚数について連続して変化したことを検出した場合には移動物体が存在すると判定するステップと、前記加算平均画像生成手段(12)が生成した濃度加算平均画像を、次の入力画像に対する前記基準画像記憶手段(15)の基準画像として順次記憶更新し画像取込み毎に毎回基準画像を更新するステップとを含むことを特徴とする画像監視方法。
IPC (2件):
G06F 15/70 410
, G06F 15/64
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