特許
J-GLOBAL ID:200903011930766604

セルラー移動通信におけるチヤネル切替方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218097
公開番号(公開出願番号):特開平5-041689
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 セルラー移動通信において、極小セルの境界でチャネル切替を正確に行えるようにする。【構成】 チャネル切替判定の際に、緩やかな受信レベルの変動に対しては、受信レベルを平均化する平均化時間を長く、かつヒステリシス・マージンを小さくするような判定基準を用い、急激な受信レベルの変動に対しては、上記平均化時間を短く、かつヒステリシス・マージンを大きくする判定基準を用いる。このように、受信レベルの変動の大きさに対応して上記の2つのチャネル切替判定基準を使い分けることにより、極小化されたセルの境界において正確にチャネル切り替えを行うことが可能となり、この結果チャネル切替時における通信品質への影響が排除される。
請求項(抜粋):
サービスエリア内に基地局との通信のための送受信機を搭載する移動機を備えると共に、セル制御のための送受信装置を設置する基地局を備え、基地局と通信中の移動機が該基地局のセルの境界を越えて他のセルに移行した場合は移行先のセルの基地局の無線チャネルに切り替えて通信を継続する手段を備えたセルラー移動通信装置において、無線チャネル切替判定のために移動機での受信レベル測定値を平均化するための第1平均化時間及び第1ヒステリシス・マージンを第1基準値として設定すると共に、第1平均化時間よりも短い平均化時間である第2平均化時間及び第1ヒステリシス・マージンよりも大きいヒステリシス・マージンである第2ヒステリシス・マージンを第2基準値として設定し、緩やかな受信レベルの変動に対しては前記第1基準値を選択すると共に、急激な受信レベルの変動に対しては前記第2基準値を選択して移行先セルの基地局の無線チャネルに切り替えるようにしたことを特徴とする移動通信方式。

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