特許
J-GLOBAL ID:200903011935681577

馬鈴薯の澱粉製造廃液およびその処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127379
公開番号(公開出願番号):特開平8-301677
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【構成】馬鈴薯から澱粉を製造する際に、馬鈴薯をすりつぶし、その固形物を分離して得られる有機物濃度の高い廃液であって、1)(a)エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルよりなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、(b)下記一般式(R1 、R2 、R3 およびR4 は水素または炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは0〜5の整数)で示されるアミンの少なくとも1種との反応によって得られる窒素含有水溶性重合体、2)アルキレンイミン重合体、および3)1)および2)の混合重合体から選ばれる1種または2種以上の水溶性重合体を、廃液の重量に対して、0.1〜200ppmの割合で含有する澱粉製造廃液。【効果】 少量の水溶性重合体含有により、そうか病原性放線菌の殺菌駆除された廃液を調製することができ、しかも土壌中の有効成分の流亡を招くこともない。また、有機物濃度の高いデカンター廃液は、安全に農地還元を行い、肥料とすることができる。
請求項(抜粋):
馬鈴薯から澱粉を製造する際に、馬鈴薯をすりつぶし、その固形物を分離して得られる有機物濃度の高い廃液であって、1)(a)エピハロヒドリン、アルキレンジハライド、ジエポキサイドおよびジハロゲノアルキルエーテルよりなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、(b)下記一般式(R1 、R2 、R3 およびR4 は水素または炭素数1〜3の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基、Aは炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖のアルキル基、nは0〜5の整数)で示されるアミンの少なくとも1種との反応によって得られる窒素含有水溶性重合体、2)アルキレンイミン重合体、および3)1)および2)の混合重合体から選ばれる1種または2種以上の水溶性重合体を、廃液の重量に対して、0.1〜200ppmの割合で含有する澱粉製造廃液。
IPC (4件):
C05F 5/00 ,  A01N 33/04 ,  A01N 35/10 ,  C05G 5/00
FI (4件):
C05F 5/00 ,  A01N 33/04 ,  A01N 35/10 ,  C05G 5/00 A

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