特許
J-GLOBAL ID:200903011938170433

ベンゼン化合物およびその医薬としての用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1995001654
公開番号(公開出願番号):WO1996-006068
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1996年02月29日
要約:
【要約】一般式(式中、各記号は明細書中に定義したとおりである。)により表されるベンゼン化合物、その光学異性体またはその塩。また、この化合物を含有してなる医薬組成物、ならびに、この化合物を有効成分として含有してなる免疫抑制剤。本発明化合物、その光学異性体またはその塩はすぐれた免疫抑制作用を示し、たとえば臓器や骨髄移植の際の拒絶反応の抑制剤や、関節リウマチ、アトピー性湿疹(アトピー性皮膚炎)、ベーチェット病、ブドウ膜病、全身性エリテマトーデス、シューグレン病、多発性硬化症、重症筋無力症、I型糖尿病、内分泌性眼障害、原発性胆汁性肝硬変、クローン病、糸球体腎炎、サルコイドーシス、乾癬、天疱瘡、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、アレルギー、結節性多発動脈炎、進行性全身性硬化症、混合性結合組織病、大動脈炎症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎、Wegener肉芽腫、潰瘍性大腸炎、活動性慢性肝炎、自己免疫性溶血性貧血、Evans症候群、気管支喘息、花粉症等の自己免疫疾患等における予防または治療剤として有用である。また、本発明化合物は抗真菌剤、育毛剤としても有用である。
請求項(抜粋):
一般式により表されるベンゼン化合物およびその光学異性体またはその塩。(式中、Wは水素、炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のアルキル、炭素数2〜6個の直鎖または分枝鎖状のアルケニル、炭素数2〜6個の直鎖または分枝鎖状のアルキニル、水酸基で置換されていてもよいフェニル、R4O(CH2)nまたはハロゲン、シクロアルキルおよび水酸基で置換されていてもよいフェニルから選ばれる1から3個の置換基により置換された炭素数1〜6個の直鎖または分枝鎖状のアルキルを示す。Xは水素、炭素数p個からなる直鎖アルキルまたは炭素数(p-1)個からなる直鎖アルコキシを示す。ここで、炭素数p個からなる直鎖アルキルおよび炭素数(p-1)個からなる直鎖アルコキシは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、オキソ、ハロアルキル、ハロゲンおよび置換基を有していてもよいフェニルから選ばれる1から3個の置換基を有していてもよい。ここで、置換基を有していてもよいフェニルは、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、ハロアルキルおよびハロゲンから選ばれる1から3個の置換基を有していてもよい。Yは水素、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アシル、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、ハロアルキルまたはハロゲンを示す。Zは単結合または炭素数q個からなる直鎖アルキレンを示す。p、qはそれぞれ1から20の整数を示し、かつ6≦p+q≦23である。mは1、2または3を、nは2または3を示す。R1、R2は同一または異なってそれぞれ水素、アルキルまたはアシルを示す。R3は水素、アルキルまたはアシルを示す。R4は水素、アルキルまたはアシルを示す。)
IPC (6件):
C07C215/28 ,  C07C217/64 ,  C07C233/18 ,  C07C233/73 ,  C07C271/16 ,  A61K 31/135

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