特許
J-GLOBAL ID:200903011943325674

自動変速機を備えた車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205926
公開番号(公開出願番号):特開平6-026373
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 フューエルカット制御が行われてもエンジンブレーキ力が車両の停止に向かって急増せず、運転者に違和感を与えることのない自動変速機を備えた車両の制御装置を提供する。【構成】 エンジン制御用電子制御装置160のフューエルカット制御の作動中であることが判定された状態では、車速Vおよびフューエルカット制御中のCVT14の変速比γ1 に基づいて算出された目標逆駆動トルク-Te ゚が得られるように、変速制御用電子制御装置162によりエンジン制御用電子制御装置160を介して電磁開閉弁142が作動させられる。このため、フューエルカット制御中において車両の停止に先立って変速比γをその最大値γmax へ向かって変化させたとしても、その変化過程では上記目標逆駆動トルクTe ゚が得られ、エンジンブレーキ力が所望の最適値とされて従来よりも緩和される。
請求項(抜粋):
エンジンの回転を変速して駆動輪へ伝達するとともに変速比が自動的に変更され得る自動変速機と、スロットル弁開度が略零であり且つエンジン回転速度が予め定められたフューエルカット回転速度より高い場合には前記エンジンへ供給される燃料を遮断するフューエルカット制御装置と、スロットル弁開度が略零である場合には車速の減少に応じて前記自動変速機の変速比を減速側へ変更する変速比制御装置とを備えた車両の制御装置であって、フューエルカット制御装置の作動中であるか否かを判定するフューエルカット判定手段と、車両の停止に先立って発生するエンジンブレーキ力が所望の値となるように、少なくとも前記自動変速機の変速比に基づいて目標逆駆動トルクを算出する目標逆駆動トルク算出手段と、前記エンジンへの燃料が遮断されている状態における該エンジンの回転抵抗を調節する回転抵抗調節手段と、前記フューエルカット制御装置の作動中では、前記目標逆駆動トルクと一致するように前記回転抵抗調節手段を作動させる回転抵抗制御手段とを、含むことを特徴とする自動変速機を備えた車両の制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 341 ,  B60K 41/14 ,  F02D 13/04 ,  F02D 41/12 330

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