特許
J-GLOBAL ID:200903011946712660

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325747
公開番号(公開出願番号):特開平9-166062
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 始動時の昇圧不良や圧力可変時の応答遅れ等を改善でき、且つ排気エミッション悪化等を抑制できる蓄圧式燃料噴射装置の提供。【解決手段】 間欠圧送式ポンプ5から燃料が圧送されると、第1,2の逆止弁25,26は開弁して燃料は背圧室20、内蔵式蓄圧室23に供給され、ニードル弁15は燃料噴射孔21を封鎖している。ソレノイド38に通電するとバルブ35は開弁して背圧室20はドレーンポート33と連通するためニードル弁15は上昇して噴射が開始される。ソレノイド38の通電を停止すると、バルブ35は背圧室20とドレーンポート33を遮断するため、蓄圧室23からオリフィス27を経て高圧燃料が背圧室20に供給され、ニードル弁15は下降して噴射が停止する。本発明は、個々の燃料噴射弁に内蔵された蓄圧室に燃料を送ればよいため、始動時の昇圧不良、圧力可変時の応答遅れを改善できる。
請求項(抜粋):
調圧手段を有する間欠圧送ポンプから各気筒毎に設けられた燃料噴射弁に高圧燃料を圧送し、該燃料噴射弁により高圧燃料が噴射される蓄圧式燃料噴射装置において、上記燃料噴射弁は、該燃料噴射弁のホルダに形成された高圧燃料供給口であるインレットと、上記ホルダに内蔵された蓄圧室と、上記インレットと上記蓄圧室とを連通する通路に設けられた第1の逆止弁と、ホルダに収容されたニードル弁の周囲に形成された油溜りと、該油溜りと上記蓄圧室とを連通する導入通路と、上記ニードル弁の上方に設けられた背圧室と、該背圧室と上記蓄圧室とを連通する通路に設けられたオリフィスとを具備し、上記背圧室内の圧力を増減させる油圧制御弁により、燃料の噴射時期、噴射量を制御することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 47/00 ,  F02M 47/02 ,  F02M 61/10
FI (4件):
F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 P ,  F02M 47/02 ,  F02M 61/10 P

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