特許
J-GLOBAL ID:200903011946934086
ごみの燃焼による発電方法と装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-159667
公開番号(公開出願番号):特開平11-351528
出願日: 1998年06月08日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 排ガス中のCl及びNa、Kを除去することにより、過熱器における腐食を低減し、排ガス・排水処理系の負担を軽減し、ごみ発電システムを提供すること。【解決手段】 ごみの部分燃焼により得られた生成ガス、チャー及びタールをチャー分離器2で分離した後、チャーを洗浄器9で、生成ガス及びタールをガス洗浄器3でそれぞれ洗浄した後、生成ガス及びタールは燃焼・溶融炉4に投入して過熱器6で熱回収を行い、かつ、湿式洗浄したチャーの一部を用いて吸着濾過器31の充填層あるいは移動層を形成し、このチャーを濾過材として生成ガスを洗浄した排水を通過させ、排水中の有機物などを吸着除去すると同時に、微粉チャーも除去し、濾過に使用した後の塩素(Cl)を含み、タールを吸着したチャーを部分燃焼炉1に投入する。このようにClとタールを吸着したチャーを燃焼炉4ではなく部分燃焼炉1へ供給し、燃焼・溶融炉4には低塩分の可燃ガス及びチャーのみを供給する。
請求項(抜粋):
都市ごみ又は各種産業廃棄物を部分燃焼炉で分解し、部分燃焼炉で得られた分解生成物の中のガス成分とチャーを分離し、分離後のガス成分は水洗して、水に溶解するガス成分を除いて、洗浄後のガスを燃焼炉に投入して、燃焼させ、また、分離後のチャーを湿式洗浄してチャーに含まれる水溶性の塩素化合物を溶出して除き、低濃度の塩素含有チャーとし、前記低濃度の塩素含有チャーの一部を濾過材として前記ガス成分の洗浄排水及び/又はチャーの洗浄排水を通過させて、ガス洗浄排水中の微粉チャーを含む固形分を濾過材であるチャーに吸着除去し、濾過材として使用したチャーは部分燃焼炉で再び部分燃焼させ、前記低濃度の塩素含有チャーの残部を燃焼炉に投入して、燃焼させることを特徴とするごみの燃焼処理方法。
IPC (6件):
F23G 5/027 ZAB
, F23G 5/02 ZAB
, F23G 5/16 ZAB
, F23G 5/46 ZAB
, F23J 1/00
, F23J 15/00
FI (6件):
F23G 5/027 ZAB Z
, F23G 5/02 ZAB E
, F23G 5/16 ZAB E
, F23G 5/46 ZAB Z
, F23J 1/00 B
, F23J 15/00 Z
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