特許
J-GLOBAL ID:200903011947526178

スペクトラムアナライザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-240369
公開番号(公開出願番号):特開平8-105922
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 スペクトラムアナライザを安価にでき、また集積回路化をはかることができるようにする。【構成】 スーパヘテロダイン方式のスペクトラムアナライザにおいて、局部発振器の発振帯域幅と同じ帯域幅であって、その通過帯域が異なる複数の固定帯域幅を有する固定帯域バンドパスフィルタで被測定信号を通過させる。この固定帯域バンドパスフィルタの通過信号と局部発振器の出力とをミキサで混合して中間周波信号を取り出し、この中間周波信号を狭帯域の二つの中間周波帯域フィルタのどちからを通過させてダウンコンバートを行う。このとき、弁別周波数fS と局部発振器の周波数fLOとの関係とから決まる固定帯域バンドパスフィルタおよび狭帯域中間周波バンドパスフィルタを用いてイメージ周波数成分を除去する。
請求項(抜粋):
被測定周波数帯域を選択するための複数の固定帯域バンドパスフィルタと、この固定帯域バンドパスフィルタのうちの一つを選択する選択手段と、発振出力周波数f<SB>LO</SB>がf<SB>LO1 </SB>からf<SB>LO2 </SB>(f<SB>LO1 </SB><f<SB>LO2 </SB>)まで連続的に可変できる第一の局部発振器と、前記固定帯域バンドパスフィルタを通過した被測定信号と前記第一の局部発振器出力とを混合して周波数変換を行うミキサと、このミキサ出力を通過させる第一および第二の狭通過帯域バンドパスフィルタと、この二つの狭通過帯域バンドパスフィルタのうち一つを選択する選択手段と、発振周波数が固定である第二の局部発振器と、前記第一または第二の狭通過帯域バンドパスフィルタを通過した出力と前記第二の局部発振器の出力と混合して周波数変換を行うダウンコンバータ手段とを備え、前記固定帯域バンドパスフィルタは、被測定帯域の下限をf<SB>0 </SB>とするとき、n番目(nは1以上の整数)の固定帯域バンドパスフィルタの通過帯域をほぼ f<SB>0 </SB>+(n-1)(f<SB>LO2 </SB>-f<SB>LO1 </SB>)からf<SB>0 </SB>+n(f<SB>LO2 </SB>-f<SB>LO1 </SB>)とし、前記第一の狭通過帯域バンドパスフィルタの通過周波数帯域f<SB>IF1 </SB>、前記第二の狭通過帯域バンドパスフィルタの通過周波数帯域f<SB>IF2 </SB>は、 f<SB>0 </SB>+(f<SB>LO2 </SB>-f<SB>LO1 </SB>)<f<SB>IF1 </SB><f<SB>0 </SB>+2(f<SB>LO2 </SB>-f<SB>LO1 </SB>)<f<SB>IF2 </SB><f<SB>0 </SB>+3(f<SB>LO2 </SB>-f<SB>LO1 </SB>)を満足するように設定され、その通過帯域周波数に測定周波数f<SB>S </SB>が含まれない前記狭通過帯域バンドパスフィルタが選択されることを特徴とするスペクトラムアナライザ。
IPC (2件):
G01R 23/173 ,  G01R 23/165

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