特許
J-GLOBAL ID:200903011951319730

温熱源、冷熱源間エネルギー移動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-506241
公開番号(公開出願番号):特表平10-503580
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】温熱源Aは、少なくとも1台の毛細管蒸発器1Aと少なくとも1台の大きな曲率半径を有する凝縮器2Bとからなるアッセンブリを有する。また、冷熱源Bは、上記と同様のもの1B,2Bのアッセンブリを有する。凝縮器は蒸気配管3により相互に接続され、毛細管蒸発器は液体配管4により相互に接続され、一定量の流体を充填した密閉回路を構成している。そして、暖かい蒸発器で完全な蒸発が行われ、冷たい凝縮器で完全な凝縮が行われ、他の機器は不作動とされる。本システムは可逆であり、従って、重量軽減に寄与し、スペースの有効利用が達成される。
請求項(抜粋):
温熱源に配置され、流体を液体で導入して、毛細管通路内で全体的に蒸気に変化させる毛細管蒸発器と、蒸気配管と、冷熱源に配置され、大きな曲率半径の表面上での凝縮により流体を液体に変化させる凝縮器と、流体を毛細管蒸発器へ返戻させる液体配管とを具備し、蒸発器の毛細管通路における液体と蒸気の境界面を構成するメニスカスで発生する圧力の作用により密閉循環回路に流体を循環させてなる温熱源、冷熱源間エネルギー移動システムにおいて、 密閉流体回路は、液体配管に接続された毛細管蒸発器と、前記毛細管蒸発器と蒸気配管との間に介装された凝縮器とにより形成された二つのユニットを含み、その内の一つユニットは温熱源に配設され、他の一つユニットは冷熱源に配設され、 流体の量は、温熱源に配設された毛細管蒸発器の毛細管通路において蒸発が完全に行われ、冷熱源に配設された凝縮器において凝縮が行われるように計算されていることを特徴とする温熱源、冷熱源間エネルギー移動システム。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-175586
  • 蒸発器用ウイック
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-342411   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭63-049699
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