特許
J-GLOBAL ID:200903011954214700

ワイヤソーにおけるスラリー供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184982
公開番号(公開出願番号):特開平8-047850
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 スラリーの温度制御を精度良く行うとともに、電動ポンプが早期に劣化することをなくし、同ポンプの長寿命化を図る。【構成】 スラリータンク43内のスラリーSを供給パイプに供給し、同パイプより走行するワイヤ上にスラリーSを供給しながらワークを切断する。ワイヤ上に供給されたスラリーSを、回収用配管44を介してタンク43内に戻す。冷却用配管52の両端をタンク43に連通し、同配管52中には電動ポンプ53及び冷却器54を配置する。電動ポンプ53の作動に伴い、タンク43内のスラリーSが冷却器54により冷却されて、再びタンク43内に戻される。回収用配管44内のスラリーSの温度を温度センサ61により検出し、その検出温度に基づいて、スラリーSの温度が所定温度になるように、電動ポンプ53の回転数を制御して、冷却器54を通過するスラリーSの流量を調整する。
請求項(抜粋):
切断用ワイヤを所定ピッチで周回支持する複数の支持ローラを備えた切断機構と、砥粒を含んだスラリーを貯留するスラリータンクと、そのスラリータンクに連通され、前記切断機構におけるワイヤ上にスラリーを供給するスラリー供給部と、ワイヤ上に供給されたスラリーをスラリータンクに戻すための回収用通路と、スラリータンクに両端が連通された冷却用通路と、その冷却用通路中に配置され、スラリータンク内のスラリーを冷却用通路内に導入するとともに、同通路を介して再びスラリータンク内に戻す電動ポンプと、冷却用通路中に配置され、同通路内を通過するスラリーを冷却する冷却器とを備えたワイヤソー装置において、回収用通路内のスラリーの温度を検出する温度センサと、その温度センサによる検出温度に基づいて、スラリーの温度が所定温度になるように、前記電動ポンプの回転数を制御する制御手段とを設けたワイヤソーにおけるスラリー供給装置。
IPC (2件):
B24B 27/06 ,  B28D 1/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-306171
  • 特開平3-208555
  • 特開昭59-232762

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