特許
J-GLOBAL ID:200903011958026690

トラクションドライブ変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338324
公開番号(公開出願番号):特開平8-184359
出願日: 1994年12月31日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】各段ごとにトラクション力を調整できるようにし、また、軸心のズレや傾きがあっても、円滑に回転が伝達されるようにする。【構成】内輪32及び外輪31との間を油膜によるトラクション力によって転動体33を自転且つ公転させ該公転運動を保持器40の回転とし、前記内輪の回転と前記保持器の回転とのいずれか一方を入力軸の回転とし、他方を出力軸90の回転としたトラクションドライブ変速機において、ケース1に軸穴2に達するスリットを設けて撓み可能とし、スリットの間隔を狭める方向にケースを締め付ける締付け手段とを設けて、外輪31による転動体33への挟圧力を調整可能にして、各段ごとにトラクション力を調整できるようにし、また内輪32の内側に内歯歯車35aを設け該内歯歯車と噛み合って回転を伝達する伝達軸22の歯車を外方に向かって膨出させることによって、軸心のズレや傾きがあってもこれを緩和させる。
請求項(抜粋):
ケースの軸穴の両端に入力軸と出力軸を回動自在に設け、外輪、内輪、転動体、保持器から成る遊星転動装置を少なくとも一段収容し、前記ケースの軸穴に前記外輪を固定し、前記外輪と内輪との間で油膜を介して前記転動体を挟圧し、内輪及び外輪との間を油膜によるトラクション力によって前記転動体を自転且つ公転させ、該公転運動を前記保持器の回転とし、前記内輪の回転と前記保持器の回転とのいずれか一方を前記入力軸の回転とし、他方を前記出力軸の回転としたトラクションドライブ変速機において、前記ケースに前記軸穴に達するスリットを設けて撓み可能とし、該スリットの間隔を狭める方向にケースを締め付ける締付け手段とを設けて、前記外輪による転動体への挟圧力を調整可能にしたことを特徴とするトラクションドライブ変速機。

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