特許
J-GLOBAL ID:200903011959213574

プログラム実行方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087943
公開番号(公開出願番号):特開平9-282174
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】プログラムの実行前にプログラムの全ソースコードをコンパイル・リンクするのではなく、プログラムの実行に必要なソースコードのみを実行時に必要になったときにコンパイル・リンクしプログラムの実行を継続することを可能とするプログラム実行方法。【解決手段】プログラムは、プログラム言語の意味単位であるコンポーネントの集合からなり、コンポーネントは編集部205により入力され、プログラムデータベース206に格納される。プログラム管理部202が、コンポーネント間の依存関係情報を更新する。プログラムの実行時に、実行管理部201が、コンパイラ204およびリンカ203を用いて、関数コール命令の呼び出し対象となる関数でまだコンパイル・リンクが行われていない関数を前記関数の呼び出しの際に前記関数を定義するコンポーネントをコンパイル・リンクし、動的リンク可能なコードを生成し、前記コードから前記関数のアドレスを取得し、プログラムの実行を継続する。
請求項(抜粋):
入出力装置及び記憶装置を有する計算機システム上でプログラム言語によりプログラムを複数の構成要素の集合として記述し、プログラム構成要素間の依存関係情報を管理し、前記依存関係情報、コンパイラおよびリンカを用いて前記プログラムをマシンコードに変換し、前記コードを計算機上で実行するプログラム実行方法において、(1)プログラム構成要素のソースコード中に含まれる関数呼び出し命令の呼び出し対象となる関数で、他のプログラム構成要素で定義される関数に関する情報を記憶装置に格納するステップと、(2)プログラムの実行時に、前記関数のマシンコードが生成されていないとき、前記関数の呼び出し命令の実行時に、前記関数を定義するプログラム構成要素のマシンコードを生成するステップと、(3)前記マシンコードと前記関数の対応関係および前記マシンコードに関する情報を記憶装置に格納するステップと、(4)前記関数の呼び出し命令を含むコードの実行時に、前記関数のマシンコードと前記関数の呼び出し命令を含むコードとを動的にリンクするステップとを有することを特徴するプログラム実行方法。
IPC (2件):
G06F 9/45 ,  G06F 9/445
FI (3件):
G06F 9/44 322 J ,  G06F 9/06 420 C ,  G06F 9/44 322 L

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