特許
J-GLOBAL ID:200903011960840698
車両挙動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243584
公開番号(公開出願番号):特開平10-086705
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 車両旋回時の操舵性及び安定性を向上することを目的とする。【解決手段】 ステアリング操作に対応した目標ヨー加速度と実ヨー加速度との偏差から車両状態を推定し(S120)、車両がアンダステア(US)傾向にあれば、エンジン出力補正値△TEUP、及び旋回外輪及び内輪となる駆動輪の目標スリップ率λiT,λoTを演算し(S160,S170)、スロットル開度及び駆動輪のブレーキ油圧を制御して(S200,S210)、左右駆動輪間にトルク差を発生させることにより旋回に必要なヨーモーメントを発生させる。また、車両がオーバステア(OS)傾向にあれば、△TEUP、λiT,λoTを演算すると共に旋回外輪側従動輪の目標スリップ率λoTF を演算し(S160,S170)、スロットル開度と駆動輪及び旋回外輪側従動輪のブレーキ油圧を制御して(S200,S210)、左右駆動輪のトルク差と従動輪に加えた制動力とにより旋回に必要なヨーモーメントを発生させる。この結果、車両旋回時の操舵性及び安定性を共に確保できる。
請求項(抜粋):
車両の前後・左右の夫々の車輪に対して、ブレーキ液圧作用により車輪制動力を発生する制動力発生手段と、前記各車輪の制動力発生手段に対するブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧発生源と、前記車輪の内、前輪側の左右輪及び後輪側の左右輪の一方を駆動輪として駆動力を与える駆動力発生源と、車両の旋回時に、旋回の度合に応じて、前記駆動力発生手段が前記駆動輪に与える駆動力の大きさを増大する駆動力増大手段と、車両の旋回時に、車両の実際の旋回状態と乗員のステアリング操作に応じた目標旋回状態とを比較し、実旋回状態を目標旋回状態に近付けるように、前記駆動力発生源からの駆動力を受けない左右の従動輪に設けられた制動力発生手段の一方に対して、前記ブレーキ液圧発生源からのブレーキ液圧を加える制御手段と、を備えたことを特徴とする車両挙動制御装置。
IPC (6件):
B60K 41/20
, B60T 8/24
, B60T 8/58
, F02D 29/02
, F02D 29/02 311
, F02D 41/04 301
FI (7件):
B60K 41/20
, B60T 8/24
, B60T 8/58 A
, B60T 8/58 Z
, F02D 29/02 G
, F02D 29/02 311 A
, F02D 41/04 301 G
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開平4-266538
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自動車の駆動力配分制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-344189
出願人:マツダ株式会社
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車両の制動力制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-004259
出願人:本田技研工業株式会社
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特開平1-208255
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特開平3-276852
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