特許
J-GLOBAL ID:200903011965931349

車両駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329244
公開番号(公開出願番号):特開平7-189798
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 低車速のときにスリップ制御を行なう場合に、エンストを防止するとともに、過大なスリップを防止できる車両駆動力制御装置を提供すること。【構成】 ステップ100にて、左右前輪及び後輪回転速度センサ45,46,47より検出信号を入力し、車体速度VFと駆動輪速度VRを算出する。ステップ110では、車体速度VFより、次式を用いて、エンジン制御のための制御基準値VSと、後述のブレーキ制御のための制御基準値VBとを算出する。VS=max(VF・a1,VSmin) ...(1)VB=max(VF・a2,VBmin) ...(2)各制御基準値VS,VBの下限値VSmin,VBminは、所定範囲では摩擦係数μが大きくなるほど大きくなる様に設定されている。
請求項(抜粋):
車両のスリップ発生時に、エンジン回転数を目標値にフィードバック制御してスリップを防止する車両駆動力制御装置において、路面の摩擦状態を検出する路面状態検出手段と、駆動輪の速度を検出する駆動輪速度検出手段と、車両の速度を検出する車速検出手段と、前記駆動輪速度検出手段によって検出された駆動輪速度及び前記車速検出手段によって検出された車速に基づいて、スリップの発生を判断するスリップ判断手段と、前記車速検出手段によって検出された車速が基準値以下の場合には、低車速であると判定する低車速判定手段と、該低車速判定手段によって車速が低速度であると判断され、且つ前記スリップ検出手段によってスリップが発生したと判断された場合には、前記エンジン回転数の目標値を、スリップ発生時における前記路面状態検出手段によって検出された路面の摩擦状態に基づいて補正する目標値補正手段と、を備えたことを特徴とする車両駆動力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-314637
  • 特開昭64-083830
  • 特開平4-314637
全件表示

前のページに戻る