特許
J-GLOBAL ID:200903011969028783

超電導磁石装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150844
公開番号(公開出願番号):特開平10-340811
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 超電導破壊が発生せず安定して励磁できる超電導磁石装置を得る。【解決手段】 図1は円環状の超電導磁石100の断面の一部を示し、真空容器11に断面矩形の円環状の冷却容器112が収容されている。冷却容器の内筒12aと左方のフランジ部12cと右方の厚肉フランジ部112cにて形成された巻枠部112dに超電導コイル13が巻回されている。図示しない右方のもう一つの超電導磁石と軸方向に対向させ、冷却容器連結管22にて冷却容器112同士を連結して超電導磁石装置としている。対向する超電導コイル13を励磁すると相互間に矢印C方向の電磁力が発生する。このため、冷却容器112は冷却容器連結管22から反力Eを受けて図の点線のように変形する。しかし、厚肉フランジ部112cは殆ど変形しないので、超電導コイル13の側面部13aの角部が厚肉フランジ部112cに片当たりして局部集中応力を受けるおそれがなく、超電導破壊を防止できる。
請求項(抜粋):
断面が矩形であって板状部材にて円環状に形成され内周側の円筒部がが巻枠部にされ真空容器内に断熱部材を介して支持収容され偏荷重抑制部材を有する冷却容器と上記巻枠部に巻回されて上記冷却容器に収容され超電導特性を示す温度に保持される超電導コイルとをそれぞれ有し上記超電導コイルの軸方向に対向配置された二つの超電導磁石、及び上記各超電導磁石の冷却容器同士を固定連結する冷却容器連結管を有する連結管装置を備え、上記偏荷重抑制部材は上記超電導コイルを励磁したときの電磁力により上記超電導コイルが上記冷却容器から偏荷重を受けるのを抑制するものである超電導磁石装置。
IPC (3件):
H01F 6/04 ZAA ,  A61B 5/055 ,  F25B 9/00
FI (3件):
H01F 7/22 ZAA G ,  F25B 9/00 Z ,  A61B 5/05 331
引用特許:
審査官引用 (4件)
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