特許
J-GLOBAL ID:200903011969274741

動画像符号化方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184170
公開番号(公開出願番号):特開平9-037268
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 フレーム間符号化を行う動画像符号化方式において、量子化後の差分値が比較的小さいブロックにおいて、非符号化マクロブロックを強制的に発生させることにより符号量削減を行い、他方のマクロブロックへ符号量を割り当てることで画面全体の画質を向上させることを目的とする。【解決手段】 データ補正部4において、量子化後のブロックデータを、符号化対象ブロックの動きベクトル情報と、量子化後の8×8のブロックデータの各要素の絶対値の最大値及び絶対値の総和から、スキップマクロブロックとするかの判定をし、スキップマクロブロックにする場合には、強制的にブロックデータを0にする。また、圧縮前の入力画像に対して、時間方向及び空間方向の前処理フィルタを施すことにより、前記したスキップマクロブロックの発生頻度を向上させる。
請求項(抜粋):
入力画像信号を所定のサンプル数毎にブロック分割し、該ブロックごとに一括して符号化処理を行うフレーム間符号化処理方式において、動き補償フレーム間予測を行うために、少なくとも1フレームの画像を参照フレームとして蓄積するフレームメモリと、前記参照フレームと前記該ブロックの間で該ブロックと参照フレームとの差分が最も小さくなるような参照フレーム内ブロックの検出を行う動きベクトル検出手段を具備し、分割した各ブロック毎において、動き補償予測を行ったフレーム間差分信号を離散コサイン変換する変換手段と、前記離散コサイン変換で得られた出力に対して量子化を行う量子化器と、前記量子化後のデータを符号化する可変長符号化器と、前記可変長符号化前の前記量子化器の出力に対して、量子化後のブロックデータの値と、前記該ブロック及び直前の可変長符号化されたブロックの動き情報と、前記該ブロックの予測方式によって、前記該ブロックの差分信号を符号化すべき有効ブロックかあるいは、符号化の必要のない無効ブロックかの判定をし、無効ブロックと判定された場合は、前記量子化後のデータを強制的に0に補正するデータ補正手段と、を持つことを特徴とする動画像符号化方式。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-219089

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