特許
J-GLOBAL ID:200903011976018122

タイマ管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165764
公開番号(公開出願番号):特開平6-004320
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】タイマ管理のため発生する外部割込み禁止とスケジューリングストップ領域を極小化し、リアルタイムOSにおけるタイマ割込み遅延の発生を防ぐ。【構成】従来のタイマ管理テーブルに代え、個々のタイマ要求をタイマブロックに登録し、未使用のタイマブロックから成るフリーキュー4と、使用中のタイマブロックを連結したエンプロイキュー5と、タイムアウトになったタイマブロックから成るタイムアウトキュー6で管理する。タイマ要求が発生するとタイマ要求タスク1がタイマブロックをフリーキュー4から抽出し、要求元およびタイマ値を設定しエンプロイキュー5につなぐ。タイマ割込みを契機にタイマハンドラ2がエンプロイキュー5の各タイマブロックのタイマ値から1を引き、0になったタイマブロックをタイムアウトキュー6につなぎ替える。直ちにタイムアウトタスク3がタイムアウトキュー6の各要求元にタイムアウトを通知する。
請求項(抜粋):
リアルタイムOS上のタイマ管理方式において、個々のタイマ要求を管理するためのタイマブロックを未使用タイマブロックから成るフリーキューと使用中タイマブロックから成るエンプロイキューとタイムアウトしたタイマブロックから成るタイムアウトキューとに分けて管理し、タイマ要求を受け前記フリーキューからタイマブロックを抽出して必要事項を格納し前記エンプロイキューにつなぎ替えるタイマ要求タスクと、タイマ割込みを契機に前記エンプロイキューの各タイマブロックのタイマ値から1を減算しタイマ値が0となったタイマブロックを前記タイムアウトキューにつなぎ替えるタイマハンドラと、前記タイムアウトキューのタイマブロックを検索し要求元にタイムアウト通知を行うタイムアウトタスクとを設けたことを特徴とするタイマ管理方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 315

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