特許
J-GLOBAL ID:200903011977552521

ビデオ画像符号化方法及び復号化方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340609
公開番号(公開出願番号):特開平9-182083
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【目的】 遅延の増加を最小限に抑えてフレーム速度及び画質を向上させることができるビデオ画像符号化方法及び復号化方法とその装置を提供すること。【構成】 動き推定モジュール51で得られたP動きベクトルは、動きベクトル基準化モジュール53に送られ、デルタ動きベクトルは、デルタ動き探索モジュール54で-3と3の間の全てのデルタ動きベクトル値を探索することにより得られ、予測は、デルタ動きベクトル、ローカル復号フレームメモリ52及び現在の再構成されたPブロック50からの情報を使用して、双方向動き補償モジュール55で実行される。
請求項(抜粋):
Iフレームと、それに後続する第1フレーム及び第2フレームから構成されるPBフレームと呼ばれる予測的に符号化されたフレームからなる画像群のセットに、ソースシーケンスを分類するステップと、前記各Iフレーム又は前記PBフレームを空間的に重ならないピクセルデータのブロックに分割するステップと、前記画像群におけるいかなる他のフレームとも関係なく、前記IフレームのみからIブロックと呼ばれるブロックを符号化するステップと、前記PBフレームの第2のフレームからPブロックと呼ばれるブロックを、先行するIフレームにおけるIブロック又は先行するPBフレームにおけるPブロックに基づいて予測的に符号化するステップと、前記PBフレームの第1のフレームからBブロックと呼ばれるブロックを、前記先行するIフレームにおけるIブロック又は前記先行するPBフレームにおけるPブロック及び現在のPBフレームにおける対応するPブロックに基づいて、時間的に先行及び後続するフレームを用いた双方向から予測して符号化するステップとを備え、前記Pブロックを予測して符号化するステップは、前記Bブロックのための順方向及び逆方向動きベクトルを現在のPBフレームにおける前記対応するPブロックの動きベクトルに変換することによって得るステップと、前記Bブロックを最適に予測するためのデルタ動きベクトルを探索するステップと、前記デルタ動きベクトルを前記変換された順方向動きベクトルに加えることによって最終順方向動きベクトルを得るステップと、前記変換された逆方向動きベクトルから前記デルタ動きベクトルを減算することによって最終逆方向動きベクトルを得るステップとを有する、ことを特徴とするビデオ画像符号化方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36

前のページに戻る