特許
J-GLOBAL ID:200903011977864809

光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-328672
公開番号(公開出願番号):特開2005-093030
出願日: 2003年09月19日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【目的】回折光学素子と両面非球面の対物レンズからなる対物光学系を用い、最も短波長、および2番目に短波長の各使用光を用いる第1および第2の光記録媒体の使用光を平行光として入射させ、第1、第2および第3の光記録媒体に対し、各々2次、1次および1次の回折光を集光させることで、光学系配置選択の自由度を高め、装置の小型化を図る。【構成】光源側から順に、光源側の面が回折光学面、記録媒体側の面が凹状球面からなる回折光学素子L1と、両面が回転非球面の両凸対物レンズL2とを配列する。AOD9aの使用光は平行光として入射され、L1から出力された2次回折光をAOD9aに集光せしめる。DVD9bの使用光は平行光として入射され、L1から出力された1次回折光をDVD9bに集光せしめる。CD9cの使用光は発散光として入射され、L1から出力された1次回折光をCD9cに集光せしめる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
情報の記録または再生がなされる際に、対応する開口数、使用光波長および基板厚が下記3つの条件式(1)〜(3)を満足するように設定された第1、第2および第3の光記録媒体のそれぞれに対して、使用光を所望の位置に収束させるための光記録媒体用対物光学系において、 光源側から順に、一方の面が回折光学面を有し、他方の面が凹面からなる回折光学素子と、両面が回転非球面よりなる正の屈折力を有する対物レンズとからなり、 前記光記録媒体として前記第1の光記録媒体が選択される場合には、該第1の光記録媒体の使用光が平行光として入射されるとともに前記回折光学素子から出力された2次の回折光を該第1の光記録媒体の所定位置に集光せしめるように、かつ前記光記録媒体として前記第2の光記録媒体が選択される場合には、該第2の光記録媒体の使用光が平行光として入射されるとともに前記回折光学素子から出力された1次の回折光を該第2の光記録媒体の所定位置に集光せしめるように、かつ前記光記録媒体として前記第3の光記録媒体が選択される場合には、該第3の光記録媒体の使用光が発散光として入射されるとともに前記回折光学素子から出力された1次の回折光を該第3の光記録媒体の所定位置に集光せしめるように構成されたことを特徴とする光記録媒体用対物光学系。 NA1≧NA2>NA3・・・ (1) λ1<λ2<λ3・・・ (2) d1≦d2<d3・・・ (3) ただし、 NA1・・・前記第1の光記録媒体に対応する開口数(第1開口数) NA2・・・前記第2の光記録媒体に対応する開口数(第2開口数) NA3・・・前記第3の光記録媒体に対応する開口数(第3開口数) λ1・・・前記第1の光記録媒体に対応する使用光波長(第1波長) λ2・・・前記第2の光記録媒体に対応する使用光波長(第2波長) λ3・・・前記第3の光記録媒体に対応する使用光波長(第3波長) d1・・・前記第1の光記録媒体の基板厚(第1基板厚) d2・・・前記第2の光記録媒体の基板厚(第2基板厚) d3・・・前記第3の光記録媒体の基板厚(第3基板厚)
IPC (1件):
G11B7/135
FI (1件):
G11B7/135 Z
Fターム (15件):
5D789AA41 ,  5D789AA43 ,  5D789BA01 ,  5D789EC01 ,  5D789EC27 ,  5D789EC45 ,  5D789EC47 ,  5D789FA08 ,  5D789JA02 ,  5D789JA09 ,  5D789JA44 ,  5D789JB01 ,  5D789JB02 ,  5D789JB03 ,  5D789JB06

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