特許
J-GLOBAL ID:200903011980099323

光学補償フィルムの製造方法、光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334470
公開番号(公開出願番号):特開平9-178935
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 表面平滑性に優れた光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示素子を提供するために、フィルム面内の主屈折率をnxny厚さをdとしたとき5nm≦|nx-ny|×d≦80nmでその振れ幅が10%以下である光学補償フィルムを容易に量産する。【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルムにおいて、横一軸延伸によりフィルム面内の屈折率楕円体の長軸方向をフィルム幅方向に配向させた後に、フィルムの線膨張率が上昇を開始する温度からTg以下の温度雰囲気下にて、フィルム流れ方向に延伸処理することにより、フィルム表面の平滑性を維持したまま面内の配向ムラを低減化し、更に分子鎖の脱配向と再配向を連続的に行うことで光学補償フィルムを連続生産する。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂フィルムをそのガラス転移点以上の温度雰囲気下で横一軸延伸した後に、ドライヤーを配置したロ-ル間を連続的にフィルムの流れ方向に一定の張力を掛けて熱処理する場合において、ロール間隔LMDとフィルム幅LTDとがLMD/LTD > 1.0となる条件で、かつ、その線膨張率が上昇する温度以上、そのガラス転移点未満の温度で熱可塑性樹脂フィルムを熱処理することによって、面内の屈折率楕円体の長軸方向を90°変換することを特徴とする光学補償フィルムの製造方法。
IPC (6件):
G02B 5/30 ,  B29C 71/02 ,  C08J 7/00 CEZ ,  C08J 7/00 301 ,  G02F 1/1335 ,  C08J 5/18
FI (6件):
G02B 5/30 ,  B29C 71/02 ,  C08J 7/00 CEZ ,  C08J 7/00 301 ,  G02F 1/1335 ,  C08J 5/18

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