特許
J-GLOBAL ID:200903011981261426

磁気記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-171308
公開番号(公開出願番号):特開平5-020746
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【構成】 磁気ヘッド1とこれよりトラック方向の幅が広い磁気ヘッド2とを備え、再生時に、磁気ヘッド1・2から得られたパイロット信号のレベルをエンベロープ検波回路17により検出し、このうち、磁気ヘッド1・2がそれぞれの軌跡を磁気テープ4の走行に伴って移動させる側に隣接する移動側トラックから取り出したものをADC18でディジタル化してシステムコントロール回路20に入力する。システムコントロール回路20では、磁気ヘッド1・2が記録信号の再生を行うトラックおよび移動側トラックのみを走査するときの比となるように、サーボ回路21に与える誤差信号を発生する。このようにしてトラッキング制御を行い、そのときのヘッド軌跡を維持しながら記録済の磁気テープ4に追記録を行うと、すでに形成されたトラックから連続して新たなトラックが形成される。【効果】 安価な構成で追記録によるトラックの連続性を確保することができる。
請求項(抜粋):
アジマスの互いに異なる第1磁気ヘッドと第2磁気ヘッドとが対向して配置されている回転ドラムを備え、この回転ドラムの周囲に一定の角度で磁気テープを接触させて走行させるとともに、この磁気テープに上記第1磁気ヘッドと上記第2磁気ヘッドとを走査させ、記録時には、トラックを順次重ねて形成することにより、上記第1磁気ヘッドと上記第2磁気ヘッドとが、その幅より狭いトラックピッチの第1トラックと第2トラックとを磁気テープ上にそれぞれ交互に形成する一方、再生時には、上記第1磁気ヘッドと上記第2磁気ヘッドとが、それぞれ走査する第1トラックと第2トラックとの両隣のトラックをも走査することにより、それらのトラックからトラッキング誤差検出信号を取り出し、このトラッキング誤差検出信号に基づいてトラッキング制御を行うようにした磁気記録再生装置において、上記第1磁気ヘッドと上記第2磁気ヘッドとのトラックピッチ方向の幅が異なるように設定される一方、記録済の磁気テープに記録を行う際、記録に先立つ再生時に、上記第1磁気ヘッドと上記第2磁気ヘッドとがトラッキング誤差検出信号を得るトラックのうち、上記両磁気ヘッドのそれぞれの軌跡を磁気テープの走行に伴って移動させる側に隣接する移動側トラックから上記両磁気ヘッドにより得られたトラッキング誤差検出信号のレベルのなす比が、上記第1磁気ヘッドと上記第2磁気とが記録信号の再生を行うトラックおよびこのトラックに隣接する上記移動側トラックのみを走査するときの比となるようにトラッキング制御を行う第1トラッキング制御手段を備えていることを特徴とする磁気記録再生装置。
IPC (2件):
G11B 15/467 ,  G11B 5/588

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