特許
J-GLOBAL ID:200903011992681630

内面サイズ紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-059748
公開番号(公開出願番号):特開平5-140897
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 無水物サイズ剤に従来付随する粘着及び走行性の問題を回避しつつサイズ処理の効率を改善するとともに、優れた歩留まり、水分除去及び繊維分散特性をもたらす方法でサイズ紙を製造する。【構成】 セルロース系懸濁液にカチオン性歩留まり向上剤を添加してフロックを生じさせ、生じたフロックを破壊してマイクロフロックとし、マイクロフロックをベントナイト又はその他のアニオンポリマー物質で凝集させ、懸濁液を水切りし、かつ得られた紙を乾燥することによって内面サイジングした紙を製造する方法であって、その際カチオン性歩留まり向上剤添加後の懸濁液にサイズ剤をノニオンまたはアニオン性エマルジョンとして添加する。
請求項(抜粋):
セルロース系懸濁液にノニオンまたはアニオン性のサイズ剤エマルションを、サイズ剤を懸濁液中の固体に対して直接付着性とするカチオンポリマーの存在下に添加し、懸濁液を水切りしてシートを形成し、かつ形成したシートを乾燥することによって内面サイズ紙を製造する方法であって、セルロース系懸濁液に水溶性のカチオン性歩留まり向上剤を添加することにより該懸濁液においてフロキュレーションを生起させ、生じたフロックを実質的に繊維の再懸濁を伴わずに破壊してカチオン性に荷電されたマイクロフロックとし、フロキュレーション後の懸濁液にノニオンまたはアニオン性のサイズ剤エマルションを添加し、アニオン性化合物の溶液または分散液を添加してサイズ剤を含有する凝集物懸濁液を得、更に凝集物懸濁液を水切りしてシートを形成することを特徴とする内面サイズ紙の製造方法。
IPC (2件):
D21H 17/56 ,  D21H 17/67
FI (2件):
D21H 3/48 101 ,  D21H 3/78

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