特許
J-GLOBAL ID:200903011992972430

耐雷架空地線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286049
公開番号(公開出願番号):特開平7-122117
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 架空地線の素線が雷撃により溶断した際の送電線への短絡を防止する。【構成】 架空地線10の最外層は,撚り合わされた複数本の成形素線12からなる。各成形素線12の周方向端面12aは,架空地線の中心Oを通りその半径方向に放射状に直線に伸びる軸線Pと一致しないように形成されている。図示例の周方向端面12aは,段付き形状である。各成形素線12は,隣接するいずれか一方の成形素線12により半径方向外方に向かって浮き上がることのないように押さえられた状態となる。雷撃を受けた成形素線12が溶断しても,その溶断した成形素線12は,溶断箇所以外の部分では隣接するいずれか一方の成形素線12により押さえられているので,撚りが戻ってばらけることはない。したがって,溶断した成形素線12が垂れ下がって下方の送電線に触れ短絡することを防止できる。
請求項(抜粋):
架空送電線の上方に架線される耐雷架空地線であって,最外層を複数本の成形素線を撚り合わせて構成するとともに,互いに隣接し接触する各成形素線の周方向端面を,架空地線の中心を通りその半径方向に放射状に直線に伸びる軸線と一致しないように形成したことを特徴とする耐雷架空地線。
IPC (5件):
H01B 5/08 ,  G02B 6/44 381 ,  H01B 11/22 ,  H02G 7/00 ,  H02G 7/22

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