特許
J-GLOBAL ID:200903011994871720

限界電流式酸素センサの作動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-014640
公開番号(公開出願番号):特開平5-209859
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は限界電流式酸素センサに関するものであり、短時間に酸素濃度が計測できるようになる作動装置を提供することを目的とする。【構成】 センサ素子の電極膜1aおよび1bに電圧を印加する素子駆動用電圧源6に、使用初期は素子駆動用電圧源6が印加する電圧値を常用電圧値より高い電圧値で作動させセンサ特性が安定する所定時間(II)より短い時間である所定時間(I)に急激に常用電圧値まで低下させる電圧変更手段10を併設している。そのためセンサ安定時間は、使用初期より常用電圧のままで作動させた従来の場合より大幅に短縮化され、短時間に酸素濃度が計測できるようになる。
請求項(抜粋):
対となる電極膜が両面に形成された酸素イオン伝導性固体電解質体と、前記固体電解質体の片側に位置し前記電極膜の片側を囲むように配置されかつ流入する酸素分子の移動を制限する酸素拡散通路を有する拡散律速体と、前記拡散律速体または前記固体電解質体に併設された加熱体とからなるセンサ素子と、前記センサ素子の電極膜に直列に素子駆動用電圧源と電流検出手段とを接続して閉回路を構成し、さらに前記センサ素子の加熱体に電圧を印加する加熱電圧源とを設けた限界電流式酸素センサの作動装置において、使用初期は前記素子駆動用電圧源が印加する電圧値を常用電圧値より高い電圧値で作動させ所定時間(I)後に急激に常用電圧値まで低下させる電圧変更手段を設け、さらに前記所定時間(I)後でセンサ特性が安定した所定時間(II)に前記電流検出手段からの検出電流を読み取り制御信号として活用する制御信号読み取り器を設けた限界電流式酸素センサの作動装置。
FI (2件):
G01N 27/46 325 N ,  G01N 27/46 325 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-215954
  • 特開昭62-182645
  • 特開昭62-071851

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