特許
J-GLOBAL ID:200903011995043375

治療計画装置の線源軌道表示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048639
公開番号(公開出願番号):特開平10-244014
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 三次元的に均等な照射を行なうための放射線源の位置および軌道を自動的に算出して表示することができない。【解決手段】 重要組織を全く照射しないか、あるいは、重要組織の照射を許容するかなどの治療方針の下で指定した照射範囲において三次元的に偏りのない照射を実現する回転照射の軌道や多門照射の線源を決定する際に、標的組織、重要組織、ターゲット点の三次元座標値を用いて、軌道・線源の配置の候補案を自動的に導出する。この結果をターゲット点を中心とした緯度・経度で重要組織の分布を表した二次元地図上に重ねて表示するので治療方針との合致を視覚で確認できる。軌道・線源の配置修正もこの表示を観察しながら対話的に行える。また設定した軌道・線源の空間的な配置は三次元表示でも確認が可能である。
請求項(抜粋):
放射線源を球面座標系上を移動させて該球面座標系の中心近傍にある治療対象物に放射線を照射して治療を行なう放射線治療装置における上記放射線源の上記球面座標系上の移動軌道を平面座標系上に射影して表示し、上記治療対象物に対する上記放射線源の移動軌道の決定を支援する治療計画装置の線源軌道表示方法であって、任意に設定される上記放射線の照射範囲と上記放射線源の軌道数に基づき、上記照射範囲内に上記放射線源の各軌道を上記平面座標系上に等間隔に配置するための間隔を算出し、該算出した間隔の上記各軌道を上記平面座標系上に射影して表示すると共に、任意に設定される上記放射線の照射点の数に基づき、上記平面座標系上に表示した上記放射線源の隣接する軌道を含む各軌道上で、上記放射線の各照射点が相互に均等な距離となる各照射点の位置を算出し、該算出した上記平面座標系における各軌道上の位置に上記各照射点を表示することを特徴とする治療計画装置の線源軌道表示方法。
IPC (3件):
A61N 5/10 ,  A61B 6/00 370 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A61N 5/10 P ,  A61B 6/00 370 ,  G06F 15/62 390 B

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