特許
J-GLOBAL ID:200903012000104780
遠隔差分圧縮用の効率的アルゴリズムとプロトコル
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
谷 義一
, 阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-073985
公開番号(公開出願番号):特開2005-302004
出願日: 2005年03月15日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】 限られた帯域幅のネットワーク上でオブジェクトを更新する方法およびシステムの提供。【解決手段】 オブジェクトは、必要なデータ転送が最小化されるように遠隔差分圧縮(RDC)手法を使用して2つ以上のコンピューティングデバイスの間で更新される。効率的な大きなオブジェクトの転送が、それ自体のメタデータに対してこのRDCアルゴリズムを再帰的に適用することによって達成される。すなわち、1つまたは複数の再帰的ステップをこのケースにおいて使用してこのRDCアルゴリズムによってこのネットワーク上で送信されるメタデータの量を減少させることができる。オブジェクト、および/または、シグネチャおよびチャンク長リストを、動的に決定されたロケーションに境界を位置づけることによってチャンキングすることができる。数学関数が、可能性のあるチャンク境界に関連してホライズンウィンドウ内に関連づけられたハッシュ値を評価する。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
ローカルデバイスとリモートデバイスとの間で、ネットワーク上でオブジェクトを更新するためのシステムであって、
前記リモートデバイス上の第1のオブジェクトのバイトオフセットごとに第1のフィンガプリント関数を計算する手段と、
前記第1のフィンガプリント関数に基づいて前記リモートデバイス上の前記第1のオブジェクトをチャンキングする手段と、
前記リモートデバイス上で前記第1のオブジェクトに関連するチャンクごとにリモートシグネチャを計算する手段と、
前記リモートデバイス上で前記第1のオブジェクトに関連するリモートのシグネチャおよびチャンク長のリストを生成する手段と、
前記ローカルデバイス上で第2のオブジェクトのバイトオフセットごとに第2のフィンガプリント関数を計算する手段であって、前記第1および第2のオブジェクトが互いに関連しており、ここで前記第1のフィンガプリント関数が前記第2のフィンガプリント関数にマッチングさせられる手段と、
前記第2のフィンガプリント関数に基づいて前記ローカルデバイス上で前記第2のオブジェクトをチャンキングする手段であって、該第2のオブジェクトをチャンキングする手段に、前記リモートデバイス上で前記第1のオブジェクトをチャンキングする手段が前記ローカルデバイス上でマッチングさせられる手段と、
前記ローカルデバイス上で前記第2のオブジェクトに関連する各チャンクごとにローカルシグネチャを計算する手段であって、該ローカルシグネチャを計算する手段が、前記リモートシグネチャを計算する手段にマッチングさせられる手段と、
前記ローカルデバイス上でローカルのシグネチャおよびチャンク長のリストを生成する手段であって、該ローカルのシグネチャおよびチャンク長のリストが前記第2のオブジェクトに関連する手段と、
帯域幅の使用が前記ローカルデバイスへの前記リモートのシグネチャおよびチャンク長のリストの転送について最小になるように、前記ネットワーク上で前記リモートデバイスから前記ローカルデバイスへの前記リモートのシグネチャおよびチャンク長のリストのチャンキングされた伝送をネゴシエーションする手段と、
前記ローカルデバイス上で前記ローカルのシグネチャおよびチャンク長のリストを前記リモートのシグネチャおよびチャンク長のリストと比較することによって前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトの間の差分を識別する手段と、
前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトの間の差分が前記ローカルデバイスによって識別されるとき前記リモートデバイスから少なくとも1つの更新されたオブジェクトチャンクの伝送を要求する手段と、
前記ネットワーク上で前記リモートデバイスから前記ローカルデバイスに前記少なくとも1つの更新されたオブジェクトチャンクを伝送する手段と、
前記少なくとも1つの更新されたオブジェクトチャンクを用いて前記ローカルデバイス上で前記第1のオブジェクトのコピーを再組立てする手段と
を備えることを特徴とするシステム。
IPC (2件):
FI (4件):
G06F13/00 520B
, G06F13/00 540C
, G06F12/00 510B
, G06F12/00 533J
Fターム (3件):
5B082GA01
, 5B082HA03
, 5B082HA08
引用文献:
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