特許
J-GLOBAL ID:200903012003663136

生物学的分析のためのマイクロシステムおよび分析物質の検出に対しての利用ならびに製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-529705
公開番号(公開出願番号):特表2001-507454
出願日: 1997年12月29日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】本発明は、試料中の例えば抗原のような分析物質を検出することを意図した、生物学的分析のためのマイクロシステムに関するものである。マイクロシステムは、X-X’線に沿って固定電極(3)と可動電極(5)とが設けられているセル(1)を備えている。一方または双方の電極は、例えば抗原のような、検出されるべき分析物質に対しての特定の配位子によってコーティングされている、あるいは、そのような配位子と結合することができる。例えば2μmだけ両電極が離間している遠隔配置状況でセル内に試料を導入すると、可動電極を固定電極に対して接近させる、あるいは、可動電極を、遠隔位置(2μm)と近接位置(0.1μm)との間にわたって振動させる。そして、電極上における分析物質-配位子層の形成を検証するため、両電極間のインピーダンス、粘度、あるいは、接触力といったパラメータを測定する。
請求項(抜粋):
試料中の分析物質を検出するための装置であって、-少なくとも1つの固定電極(3)と、該固定電極に対して対向配置されるとともに、該固定電極に向けて接近可能であるようおよび/または該固定電極から離間可能であるよう変位可能とされた少なくとも1つの可動電極(5)と、を備えてなるセル(1)であって、前記両電極間の空間が試料受領キャビティをなしており、さらに、前記両電極のうちの少なくとも一方の、該キャビティに面した面が、検出されるべき分析物質に対しての特定の配位子と結合することができるように構成されている、このようなセル(1)と、-前記可動電極を変位させるための変位手段と、-前記両電極を外部回路に対して個別に接続するための手段(21,23)と、-前記両電極間のインピーダンスまたは電気キャパシタンスを測定するための手段と、を具備することを特徴とする装置。
IPC (4件):
G01N 27/12 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 27/22 ,  G01N 33/543 593
FI (4件):
G01N 27/12 Z ,  C12Q 1/68 Z ,  G01N 27/22 B ,  G01N 33/543 593

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