特許
J-GLOBAL ID:200903012016852060

情報処理方法及び情報処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211748
公開番号(公開出願番号):特開平9-062522
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】並列計算機システムにおいて、同一の記憶ブロックにアクセスが集中すると、キャッシュのライトバックなどで処理のオーバーヘッドやトラフィックの輻輳が生じる。【解決手段】ブロックごとに、各スレッドのミスアクセスの頻度を調べ、所定のしきい値以上の頻度であり、他に動作可能なスレッドがあれば、実行中のスレッドを中断して、他の実行可能なスレッドを実行開始する。こうすることで、ひとつのブロックにアクセスが集中することがなく、アクセスに伴うブロックの転送やライトバックのオーバーヘッドやトラフィックの輻輳を防止できる。
請求項(抜粋):
複数の情報処理装置を相互に接続して成り、前記各情報処理装置の有する記憶手段に記憶された内容を、前記各情報処理装置のキャッシュに所定の記憶ブロック単位でコピーして共有する情報処理システムにおいて、共有される記憶手段を用いて前記情報処理装置の各々の上に一連の処理の処理単位を分散して、処理単位を実行して前記一連の処理を行う情報処理方法であって、前記記憶手段に含まれる記憶ブロックに対する前記処理単位ごとのキャッシュミス頻度を、記憶ブロックごとに計測する計測工程と、前記計測工程により計測されたキャッシュミス頻度に従って、当該処理単位の実行を中断する中断工程と、前記中断工程により中断された処理単位に変えて、他の動作可能な処理単位の実行を開始する実行開始工程と、を備えることを特徴とする情報処理方法。
IPC (3件):
G06F 9/46 360 ,  G06F 12/08 ,  G06F 15/163
FI (4件):
G06F 9/46 360 B ,  G06F 12/08 H ,  G06F 12/08 B ,  G06F 15/16 320 K

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