特許
J-GLOBAL ID:200903012035256958
モータ駆動回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-078244
公開番号(公開出願番号):特開2004-289929
出願日: 2003年03月20日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】モータの駆動制御において指令値に対するモータの応答遅れが生じないようにする。【解決手段】PI制御回路において指令信号isを3つに分岐し、その1つを第1増幅器2に通してP成分を作り、他の1つを積分器3及び第2増幅器4に通してI成分を作り、残りの1つをデッドタイム補償回路8に通して補償値を作り、3つの和を電圧指令値Vuとして、PWM制御にてデッドタイムを設けた駆動回路6への出力する。指令信号の入力と同時にPWM制御信号がデッドタイムを超えることができ、小さな指令信号に対してもモータをPWM制御し得る。特に、PI制御でフィードバック制御を行う場合に、回転速度によらず補償値を含めた制御信号に応じてPWM制御信号を出力するため、デッドタイムによる印加電圧に対する電流の誤差を解消でき、電流応答のばらつきを無くすことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電源に直列に接続されたハイ側及びロー側スイッチング素子の両者間のノードをモータコイルに接続し、前記両スイッチング素子を交互にオン/オフして前記モータコイルに電流を流すようにしたモータ駆動回路において、
前記コイルを通電状態にするための指令信号に前記モータコイルの電流をフィードバックした指令信号偏差に応じて制御信号を出力する制御信号出力回路と、前記制御信号の大きさに応じたPWM制御信号を出力するPWM発生回路と、前記PWM制御信号の発生時に前記両スイッチング素子の一方をオフにしかつ所定のデッドタイム経過後に他方をオンにする各信号を出力するデッドタイム発生回路とを有し、
前記制御信号出力回路が、前記モータコイルにおける印加電圧値に対する通電電流値の誤差に相当する補償値を発生する補償値発生回路を有し、前記制御信号に前記補償値を含めることを特徴とするモータ駆動回路。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5H560BB04
, 5H560RR02
, 5H560RR05
, 5H560UA05
, 5H560XA02
, 5H560XA12
, 5H560XA13
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