特許
J-GLOBAL ID:200903012040947420
フィルタ回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152046
公開番号(公開出願番号):特開平7-015277
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 広域にわたってカットオフ周波数の制御の線型性を改善する。【構成】 トランジスタ11,15、抵抗12,13及び電流源14は差動増幅器を形成し、トランジスタ11,15のベースにはそれぞれ入力端子11及び出力端子22が接続されている。トランジスタ15のコレクタにはトランジスタ16,17のエミッタが共通して接続され、トランジスタ16,17のベースはそれぞれ電流源8,9に接続されている。更にトランジスタ16のベースはダイオード4,6を介して電圧源3に、またトランジスタ17のベースはダイオード5,7を介して電圧源3に、それぞれ接続されている。電圧バッファ52を構成するトランジスタ20のベースは容量25と共にトランジスタ17のコレクタに接続され、トランジスタ20のエミッタは出力端子22に接続される。【効果】 高域でのアンプゲインの低下を補償してカットオフ周波数が設定される。
請求項(抜粋):
(a)正入力端及び負入力端並びに出力端を有する電圧電流変換手段と、(b)前記正入力端に接続された第1入力端子と、(c)出力端と、前記電圧電流変換手段の前記出力端に接続された入力端と、を有する電圧バッファと、(d)前記電圧バッファの前記入力端に接続された一端と、他端とを有する容量性素子と、(e)前記容量性素子の前記他端に接続された第2入力端子と、(f)前記電圧バッファの前記出力端及び前記電圧電流変換手段の前記負入力端に接続された出力端子と、を備え、前記電圧電流変換手段は、(a-1)前記正入力端及び前記負入力端に接続された差動増幅部と、(a-2)前記差動増幅部に第1及び第2電位を供給する補助部と、を更に有し、前記差動増幅部は、(a-1-1)前記第1電位が与えられる制御電極と、第1及び第2電流電極と、を含む第1トランジスタと、(a-1-2)前記第2電位が与えられる制御電極と、前記差動増幅部の前記出力端に接続された第1電流電極と、第2電流電極と、を含む第2トランジスタと、(a-1-3)前記正入力端に接続された制御電極と、前記第1トランジスタの前記第1電流電極及び前記第2トランジスタの前記第1電流電極に接続された第1電流電極と、第2電流電極と、を含む第3トランジスタと、(a-1-4)前記負入力端に接続された制御電極と、前記第1及び第2トランジスタのそれぞれの前記第2電流電極に共通して接続された第1電流電極と、第2電流電極と、を含む第4トランジスタと、を備え、前記補助部は、(a-2-1)それぞれに第1及び第2電流を流し、それぞれ前記差動増幅部の前記第1及び第2トランジスタの前記制御電極に接続された第1及び第2枝を備え、前記第1電流と前記第2電流の和は一定であり、前記第1トランジスタに流れる第1トランジスタ電流と前記第2トランジスタに流れる第2トランジスタ電流との比は、前記第2電流と前記第1電流との比に対して非線型である、フィルタ回路。
前のページに戻る