特許
J-GLOBAL ID:200903012043448394

透析回路に設けた1対のセンサの校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159382
公開番号(公開出願番号):特開平6-254156
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】血液透析器の透析液の流量計の測定精度を高め、血液透析器をバイパスせずに透析実施中に効率よく透析することのできる透析回路に設けた1対のセンサDe 、Ds 校正方法。【構成】流入側センサDe の補助校正係数keiを決定するために少なくとも1段階Pheiを実施し、流出側センサDs の補助校正係数ksjを決定するために少なくとも1段階Phsjを実施し、少なくとも1つの補助校正係数に基づいて両センサの新しい校正係数Kiを決定することから成る。
請求項(抜粋):
血液透析器(4)に接続する透析回路(1)に1対のセンサ(De 、Ds )を、一方は前記透析回路の流入側に他方はその流出側に設けて校正する方法において、前記血液透析器(4)をバイパスして前記センサの校正の初期段階を実施し、各センサ(De 、Ds )の応答係数(Feo、Fso)を決定しまた初期校正係数(Ko )を定義して、各センサの正確な測定値を得ることを可能にし、前記血液透析器で透析実施中は、初期校正係数を少なくとも1度は訂正する段階を実施する方法であって、前記流入側センサおよび流出側センサと同じ種類の補助センサ(Da )を前記流入側センサに直列に配置し、前記流入側および補助センサの応答係数(Fei、Fai)を定義し、前記流入側センサの補助校正係数(kei)を定義して、流入側および補助センサが同じ測定値になるようにすることから成る、前記流入側センサ(De )の補助校正係数(kei)を決定する段階(Phei)を少なくとも1回実施し、前記流出側センサ(Ds )を前記補助センサ(Da )に直列に配置し、前記流出側および補助センサの応答係数(Fsj、Faj)を定義し、前記流出側センサの補助校正係数(ksj)を定義して、前記流出側および補助センサが同じ測定値になるようにすることから成る、前記流出側センサ(Ds )の補助校正係数(ksj)を決定する段階(Phsj)を少なくとも1回実施し、少なくとも1つの補助校正係数に基づいて両センサの新しい校正係数(Ki )を決定することを特徴とする、校正方法。

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