特許
J-GLOBAL ID:200903012048348789

船外機の弾性マウントを介した連結構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-218332
公開番号(公開出願番号):特開平11-099990
出願日: 1990年04月25日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 船外機の推力が小さい場合の振動吸収を行えるように柔らかい緩衝特性を、推力が大きい場合に、剛の緩衝特性を得て、船外機の推力伝達を効率良く行いたい。【解決手段】 スイベル軸の上部に設けたブラケットの左右に船外機本体側に突出するボルト部材201を設け、ボルト部材201の外周部には弾性体203を備え、弾性体203を船外機本体の前部の左右に設けた収納部204に収納し、ブラケットと船外機本体とを弾性体203を介して連結し、船外機の推力方向の直交する面において、弾性体203のこの面と、弾性体を収納する収納部204の弾性体のこの面と当接する対向する面の双方に、凹凸部203-1a,203a-2,205a-1,205a-2を設け、弾性体203の面と、収納部204の対向する面との間に、常時接する面203a-1,205a-1と、推力が大きくなった場合に接する面203a-2,205a-2とを設けた。
請求項(抜粋):
船体のブラケットと、該ブラケットにスイベル軸を中心として左右に回動自在に支持された船外機本体とからなり、該スイベル軸に設けたブラケットと船外機本体とを弾性マウントを介して連結した船外機の弾性マウントを介した連結構造において、前記スイベル軸の上部に設けたブラケットの左右に船外機本体側に突出するボルト部材を設け、該ボルト部材の外周部には弾性体を備え、該弾性体を船外機本体の前部の左右に設けた収納部に収納し、該ブラケットと船外機本体とを弾性体を介して連結し、船外機の推力方向の直交する面において、前記弾性体のこの面と、該弾性体を収納する収納部の弾性体のこの面と当接する対向する面の双方に、凹凸部を設け、前記弾性体の面と、収納部の対向する面との間に、常時接する面と、推力が大きくなった場合に接する面とを設けた、ことを特徴とする船外機の弾性マウントを介した連結構造。

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