特許
J-GLOBAL ID:200903012049952612

車輪ブレーキ圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084052
公開番号(公開出願番号):特開平8-282461
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 簡単なシステム構成で、精度良く、高応答にホイルシリンダへの初期加圧を行うことのできる車輪ブレーキ圧制御装置を提供することである。【構成】 車両の挙動が第1車両挙動状態にある時に、液圧ポンプ(21)を作動させてホイルシリンダ(51,52,53,54)に液圧を導入するブレーキ圧制御手段(10)を備えた車輪ブレーキ圧制御装置において、前記ホイルシリンダの液圧値を推定する液圧推定手段と、前記液圧推定手段によって推定された前記ホイルシリンダの液圧値が低ければ長く、前記ホイルシリンダの液圧値が高ければ短く初期加圧時間を設定する初期加圧時間設定手段を備え、前記ブレーキ圧制御手段は車両の挙動が前記第1車両挙動状態よりも感度が高い第2車両挙動状態にあることを検知した時に、前記液圧ポンプを作動させて前記初期加圧時間設定手段によって設定された前記初期加圧時間だけ、前記ホイルシリンダに液圧を導入する初期加圧モードを備えたことを特徴とする車輪ブレーキ圧制御装置。
請求項(抜粋):
車両のブレーキ操作部材の操作に応じて液圧を発生させるマスタシリンダと、ブレーキ操作部材の操作に関わらず液圧を発生させる液圧ポンプと、ブレーキ作動液を備え大気に連通したリザーバと、車輪に取付けられ車輪に制動液圧を与えるホイルシリンダと、前記ホイルシリンダを前記液圧ポンプから遮断して前記マスタシリンダと連通させる第1位置と、前記ホイルシリンダを前記マスタシリンダから遮断して前記液圧ポンプと連通させる第2位置とを選択する切換弁と、少なくとも前記ホイルシリンダを前記液圧ポンプに連結する増圧位置と、前記ホイルシリンダを前記リザーバに連結する減圧位置とに切換わるモジュレータバルブと、車両の挙動を検知する車両挙動検出手段と、前記車両挙動検出手段が車両の挙動が所定の第1車両挙動状態にあることを検知した時に、前記切換弁を第2位置に切換えるとともに、前記液圧ポンプを作動させて前記ホイルシリンダに液圧を導入する自動加圧モードを備えたブレーキ圧制御手段とを備えた車輪ブレーキ圧制御装置において、前記車輪ブレーキ圧制御装置は更に、前記ホイルシリンダの液圧値を推定する液圧推定手段と、前記液圧推定手段によって推定された前記ホイルシリンダの液圧値が低ければ長く、前記ホイルシリンダの液圧値が高ければ短く初期加圧時間を設定する初期加圧時間設定手段を備え、前記ブレーキ圧制御手段は、前記車両挙動検出手段が、車両の挙動が前記第1車両挙動状態よりも感度が高い第2車両挙動状態にあることを検知した時に、前記切換弁を第2位置に切換えるとともに、前記液圧ポンプを作動させて前記初期加圧時間設定手段によって設定された前記初期加圧時間だけ、前記ホイルシリンダに液圧を導入する初期加圧モードを備えたことを特徴とする車輪ブレーキ圧制御装置。

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