特許
J-GLOBAL ID:200903012050348656

UV硬化樹脂を用いた繊維強化複合材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180294
公開番号(公開出願番号):特開平10-024496
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 硬化が短時間で加工コストが低く、成形に長時間を要する大型の繊維強化複合材料にも使用でき、含浸状態の保持が容易で、ボイドの発生による成形品の品質が低下することがなく、硬化の際に加熱工程を必要としない繊維強化複合材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】 カチオン性重合物質とルイス酸のスルホニウム塩(I)の有効量とからなる熱硬化性及びエネルギー線硬化性を兼備したカチオン重合性樹脂組成物をマトリクス樹脂とし、この樹脂を強化繊維に含浸させた後、UVなどのエネルギー線にて硬化させてなる繊維強化複合材料及びその製造方法による。【化1】
請求項(抜粋):
カチオン性重合物質と下記一般式(I)で示されるルイス酸のスルホニウム塩の有効量とからなる熱硬化性及びエネルギー線硬化性を兼備したカチオン重合性樹脂組成物をマトリクス樹脂とし、この樹脂を強化繊維に含浸させた後、UVなどのエネルギー線にて硬化させてなる繊維強化複合材料。【化1】[上式中、Xは、一般式【化2】(式中、R1 は、炭素数1〜18の脂肪族基、R2 は、炭素数1〜18の脂肪族基または炭素数6〜18の置換または非置換芳香族基であり、R1 とR2 は互いに結合して環を形成してもよい。)で示されるスルホニオ基である。上式中、Yは、一般式【化3】(式中、R3 は、炭素数1〜18の脂肪族基、R4 は、炭素数1〜18の脂肪族基または炭素数6〜18の置換または非置換芳香族基であり、R3 とR4 は互いに結合して環を形成してもよい。)で示されるスルホニオ基であるか、水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アルコキシ基、炭素数1〜18の脂肪族基、または炭素数炭素数6〜18の置換または非置換フェニル基、フェノキシ基またはチオフェノキシ基である。上式中、nおよびmは、それぞれ独立に1または2である。上式中、Zは、一般式【化4】(式中、Mは、B、P、AsまたはSbであり、Qは、ハロゲン原子であり、iは、4または6である。)で示される陰イオンである。]
IPC (10件):
B29C 70/06 ,  B32B 27/04 ,  B32B 27/16 ,  C08F 4/00 MEF ,  C08G 59/68 NKL ,  D06M 10/10 ,  D06M 13/252 ,  D06M 15/55 ,  B29K101:10 ,  B29K105:08
FI (8件):
B29C 67/14 W ,  B32B 27/04 Z ,  B32B 27/16 ,  C08F 4/00 MEF ,  C08G 59/68 NKL ,  D06M 15/55 ,  D06M 13/28 ,  D06M 10/00 K
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭61-211366
  • 特開昭61-211366
  • 特開昭58-008732
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