特許
J-GLOBAL ID:200903012066218078

生体の内部の電気的インピーダンスの空間的分布の非破壊的測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-324513
公開番号(公開出願番号):特開平6-225860
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 検査領域における電流線路により発生する磁界に対して大きい感度を有する装置を提供。【構成】 磁界測定装置は、磁界を、検査領域の外側の測定点において検出する。評価ユニットは、磁界の測定値から、検査領域の内側の等価電流密度分布を再構成する。補償導体ループが電流源と接続されている。電流源は、給電電流に対して逆方向へ流れる補償電流を、補償電流ループにより送出するのに適しており、該補償電流により接続線路の中に発生される磁界が補償されている。評価ユニットは、等価電流密度分布からインピーダンスの空間分布を測定する手段を含む。評価ユニットと接続されている表示装置が空間分布を可視化する。
請求項(抜粋):
生体の検査領域の内部における電気インピーダンスの空間的分布の測定装置であって、該測定装置は、電流源(2)を備えており、該電流源は電気接続線路(3)を介して少なくとも2つの給電電極(4,32)と接続されており、該給電電極(4,32)は、電流源(2)から検査領域(1)の中へ定量化される給電電流を定量化して供給するのに適したものであり、該給電電流は、電気インピーダンスの分布と電極の位置(4,32)に相応する電流分布を生ぜさせ、磁界測定装置(8)を備え、該磁界測定装置は、電流分布により生ぜさせられた磁界の特性量の空間分布を、検査領域(1)の外側の測定点において求め、さらに評価ユニット(20)を備え、該評価ユニットにより、前記の特性量の空間分布から、検査領域(1)の内側の等価電流密度分布を再構成し、再構成された電流密度分布は測定点において電流分布により生ぜしめられた磁界と最も良好に一致する理論的な磁界を発生すべきものである形式の、電気インピーダンスの空間分布の測定装置において、補償ループ(7)が電流源(2)と接続されており、該電流源(2)は、給電電流に対して逆方向へ流れる補償電流を、補償電流ループ(7)により送出供給するのに適しており、該補償電流により接続線路(3)の中に発生される磁界が補償されるものであり、前記評価ユニット(20)は、等価電流密度分布からインピーダンスの空間分布を測定する手段を含み、さらに評価ユニット(20)は、インピーダンスの空間分布を可視化する表示装置(24)と接続されていることを特徴とする、生体の検査領域(1)の内部の電気インピーダンスの空間分布の測定装置。

前のページに戻る