特許
J-GLOBAL ID:200903012076835660
複数配置の圧電結晶体を備えた臭覚バイオセンサー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-328409
公開番号(公開出願番号):特開平5-232006
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 複数の圧電結晶体に脊椎動物の受容体タンパク質を被膜して、多種類の臭気分子を高い精度で同時に検知する。【構成】 脊椎動物の臭覚受容体タンパク質をATカットの圧電結晶体6に塗布して生体電極5を形成し、識別したい臭気分子Aと受容体タンパク質との結合により質量負荷作用に基づく圧電結晶体6において振動周波数の変化を発生させ、この振動周波数の変化を電気信号に変換して、マイクロプロセッサー11のメモリーにプロフィールパターンのデータとして保存することで、多種類の臭気分子Aを同時に、かつ高い臭覚精度(10-12 分子グラム量以上)で識別することを特徴としている。
請求項(抜粋):
1個以上のATカットの圧電結晶体と、脊椎動物から分離純化した臭覚受容体タンパク質、神経受容体タンパク質ならびに抗体を含む受容体タンパク質を上記圧電結晶体ごとに塗布または固定して臭気分子と結合する複数の臭気分子判別バイオ素子と、臭気分子および上記臭気分子判別バイオ素子を結合して上記圧電結晶体に発生する応答減衰周波数を電気信号に変換するマイクロプロセッサーと、上記マイクロプロセッサーで変換された電気信号を表示するディスプレイとから構成して臭気分子の検知に使用する複数配置の圧電結晶体を備えた臭覚バイオセンサー。
引用特許:
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